中国の対外連絡部長、金総書記と面会
胡錦濤主席の口頭親書を伝達か
金正日(キム・ジョンイル)総書記(66)が30日、北朝鮮を訪問中の中国共産党の王家瑞対外連絡部長と面会し、夕食を共にした、と朝鮮中央通信が同日報じた。
中央通信は、「金総書記は胡錦濤主席によろしくと伝えた後、王家瑞部長と温かく対話を交わした」と報じた。しかし具体的な対話の内容については報じられていない。胡錦濤主席の口頭親書が伝えられたのかについても言及はなかった。北朝鮮は昨年、胡錦濤主席から口頭親書が伝えられたことを3回報じている。
この日金総書記が王部長に会ったことが、北朝鮮による核プログラムの申告が昨年12月31日の期限を過ぎており、手詰まり状態にある6カ国協議の突破口となるのか注目される。王部長は北朝鮮の核保有宣言で、6カ国協議が危機に瀕した2005年2月にも平壌を訪れて金総書記と会い、会談の命脈を保ち続けた。この日の面談には、北朝鮮からは姜錫柱(カン・ソクジュ)外務省第1次官、中国からは劉暁明・駐北朝鮮大使が出席した。
王部長の北朝鮮訪問には、米国が6カ国協議を進めるため中国側に仲裁を求めたとの見方がある。米国の北朝鮮核問題の実務担当、ソン・キム国務省韓国課長も31日平壌入りする。ソン・キム課長は北朝鮮側の担当者と核プログラムの申告問題について話し合い、予定より遅れている寧辺の核施設無能力化作業についても実際に点検するものとみられている。29日に韓国を訪れたソン・キム課長はこの日、外交通商部の林聖男(イム・ソンナム)北朝鮮核企画団長に会い、北朝鮮の核問題について意見を交換した。
特に胡錦濤主席の口頭親書が伝えられたのならば、金総書記の中国訪問や北京オリンピックへの参加の要請などの内容も含まれているとみられる。だとすれば金総書記の3月中国訪問説が、中国外務省の否定にもかかわらず、再び現実味を帯びる見込みだ。金総書記が8月8日の北京オリンピック開会式に参加した場合には、南北首脳の会談も可能だ。
安勇炫(アン・ヨンヒョン)記者
- 北朝鮮、開城工団の常駐人員を880人に制限へ 2008/12/02 09:03:59
- 【ルポ】北の案内員、開城で観光客に質問攻め(下) 2008/11/29 10:35:30
- 【ルポ】北の案内員、開城で観光客に質問攻め(上)
2008/11/29 10:34:55 - 開城観光・南北定期列車の運行中断 2008/11/29 10:00:15
- 北朝鮮、軍事境界線通過を厳しく制限へ 2008/11/28 09:42:29
- 北朝鮮の頭越し外交、駐韓米大使が効果否定 2008/11/27 08:58:01
- 開城工団:「資本主義の風防げ」 2008/11/26 09:36:54
- 北朝鮮、折れない李明博政権に瀬戸際戦術(下) 2008/11/25 10:20:08
- 北朝鮮、折れない李明博政権に瀬戸際戦術(上)
2008/11/25 10:19:29 - 現代峨山の北朝鮮観光事業、全面中止の危機 2008/11/25 10:02:27

















前ページ
画面上へ










