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輸入干物から食中毒菌・大腸菌検出

消費者院、関係当局に監督強化呼び掛け

 昨年11月、コンビニで調理済みのイカを買って食べたキム某さん(32)=女性=は驚いた。味が変で、よく見るとイカにカビが生えていたのだ。同製品の賞味期限は今年2月までだった。また、昨年9月の秋夕(チュソク、韓国の旧盆)に備えてスケソウダラの干物を購入したシン某さん(37)=女性=も、開いた口が塞がらなかった。なんと密封されているはずの商品の中に生きたうじ虫が入っていたのだ。

 カワハギの干物やイカ、ハンチ(イカの一種)などから食中毒菌や大腸菌が検出され、食品衛生上の問題が指摘されている。

 韓国消費者院は先月31日、ソウル市内の百貨店や量販店、在来市場などで販売されている輸入干物8品目36製品を回収し検査した結果、19.4%に相当する7製品から食中毒菌と大腸菌が検出されたと発表した。6製品(カワハギの干物4、イカ1、ハンチ1)からは黄色ブドウ状球菌やサルモネラ菌など食中毒菌が、1製品(イカ)からは大腸菌がそれぞれ検出された。

 黄色ブドウ状球菌は毒素型食中毒菌で、感染すると食欲が衰え、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を引き起こし、サルモネラ菌は膓チフス性の疾患や食中毒を引き起こすとされている。また、大腸菌は病原性こそないものの、免疫の弱い子どもや高齢者などの場合は急性の下痢を誘発する。

 菌が検出された製品は、包装されていない製品12種のうち4製品(33.3%)、包装されている製品24種のうち3製品(12.5%)と、包装されていない製品の方が危険であることが分かった。消費者院は今回の調査結果を基に、関係当局に監督強化を呼び掛けるとともに、製造元や販売元にも環境整備などを勧告する方針だ。

シン・ウンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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