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ビビンバは日本料理? 韓国料理の悲しい現実(中)

【特集】グローバル時代の韓国料理

 韓国料理を売り物にしている飲食店は決して少なくない。世界的な料理人として知られる日本人のノブ・マツヒサ(松久信幸)氏は、自ら経営するニューヨークのフュージョン(無国籍)料理レストラン「ノブ」で、韓国のカルビを出している。だが、「牛角」の恐いところは、大資本や体系的なサービス、ノウハウで武装し、世界の主要都市で出店攻勢を強めているということだ。牛角は現在、日本だけで約900店舗を展開しており、またニューヨーク(2店舗)、ロサンゼルス(8店舗)、ハワイ(2店舗)、ジャカルタ(2店舗)、シンガポール(2店舗)、台湾(4店舗)にも出店している。個人経営の韓国料理店が、店主の能力によって成功や失敗を繰り返している間に、日本の企業資本が韓国料理を「日本料理」にしてしまっているというわけだ。

 専門家たちは、日本の外食チェーン「牛角」が韓国料理を売り物にして世界的に成功を収めているのは、「見かけの良さ」のためだ、と説明している。メニュー提供の方式、店内の雰囲気、現地に合ったタレの味の調節など、マーケティングの面で日本が韓国より優れているというわけだ。

 『韓国の食品関連産業のグローバル化を促進するための戦略研究書』を発行した広州窯グループの趙太権(チョ・テックォン)会長は、「牛角は韓国料理の味を引き出すインテリアやサービスを、徹底的に日本風に作り変えている。これによって、日本の食文化に憧れる外国人が、韓国料理を日本料理と思い込んでしまう結果を招いている」と懸念している。また、ニューヨークやロサンゼルスで、現地人をターゲットに成功を収めている「竜水山」のキム・ユニョン代表は「海外に住む韓国人たちは、自らの生活のために食堂を経営しているに過ぎず、韓国料理のグローバル化に対する認識が低いのが現実だ」と話している。

ニューヨーク=金起勲(キム・ギフン)特派員

シンガポール=キム・ソンユン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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