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国宝級の木造文化財13カ所、火災に無防備

 国宝級の木造文化財は事実上、火災に対してほぼ無防備だったといっても過言ではない。国会文化観光委員会は国政監査のたびにこの点を繰り返し指摘してきたが、結果はさほど改善されていなかった。

 ヨルリン・ウリ党の禹相虎(ウ・サンホ)議員は2年前、「寺などの国宝級木造文化財に対する消防対策現況」と題する報告書をまとめている。これによると、国宝指定されている全羅南道順天市の松広寺国師殿および霊巌郡の道岬寺解脱門などが1度の火災で全焼してしまう恐れがあるという。

 また、国宝級の木造文化財13カ所のうち、火災発生時に、消防車が5分以内に到着できる所はわずか2カ所にすぎず、残りは30分以上かかるほか、消防ヘリコプターが5分以内に到着できる所も慶尚南道梁山市にある通度寺の1カ所だけで、残りの建築物は火災の危険にさらされていた。

 こうした点を理由に、国宝級木造文化財の近くに消防署を設置したり、消防ヘリコプターが5分以内で向かえるように対策を講じるほか、文化財の特徴を考慮した「文化財消防法」の制定などが急がれる、と指摘されてきた。

兪碩在(ユ・ソクジェ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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