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南大門火災:国宝指定の解除は避けられるのか(上)

 今月10日に起きた放火事件で全焼した国宝第1号の崇礼門(南大門)の再建工事は、今後どのように進められるのだろうか。多くの専門家たちは「資料が保存されているため、原型に近い形で再建することが可能だ」と話している。だが、文化財庁は「国宝としての地位はそのままにする」という方針を打ち出しているものの、たとえ原型に近い形で再建されたとしても、国宝級の文化財としての価値はほとんどなくなってしまったため、国宝指定の解除は避けられないとみられる。

◆「2‐3年かけ再建、予算は約23億円」

 文化財庁は11日午前、崇礼門の前で文化財委員会の緊急会議を開き、「崇礼門の再建に関する基本方針」を発表したが、具体的な計画については打ち出せなかった。基本方針ではまず、燃えずに残った部材をできるだけ再活用し、崇礼門をほぼ原型と同じ形で再建すること、そのために文化財委員や消防関係の専門家などで構成する「復元諮問委員会」を設置すること、また、残った部材の具体的な使用範囲については、現場の調査や諮問委員会での審議を経て、随時決定していくことが決まった。同庁建築文化財課のキム・サング課長は「原型通りに再建するまでには概ね2‐3年、予算は200億ウォン(約22億6200万円)を要することになるとみられる」と話している。同庁はまた、日本統治時代に改造された崇礼門の左右の城壁も原型通り復元する計画を打ち出しているという。だが、基礎的な調査もまだ済んでいない状態で、どんぶり勘定で打ち出した方針と、すでに2年前から計画があった城壁の復元を合体させたものに過ぎない、という批判の声も高まっている。

兪碩在(ユ・ソクジェ)記者

【ニュース特集】ソウルのシンボル・南大門焼失

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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