海外のゲームメーカー、韓国企業を相次ぎ買収
海外のゲームメーカー各社が、買収や株式保有率を高めるなどの方法で韓国のオンラインゲームメーカーへの投資を進めている。
日本のゲームメーカーのガンホー・オンライン・エンターテイメントは17日、「グラビティの株式364万株(52.4%)を3700万ドル(約39億6000万円)で確保し、グラビティを買収した」と明らかにした。グラビティは、2000年代初めに「ラグナロク」などで空前の大ヒットを飛ばし、05年には国内ゲームメーカーとして初めてナスダックに上場している。しかし同年に日本のソフトバンク系列の投資会社に買収され、今回は日本のゲームメーカーに買収された。
今回のグラビティ買収について、ガンホーの森下一喜社長は「今後はコンピューター用のオンラインゲーム分野の開発とグローバルサービスをグラビティに任せ、ガンホーはゲーム機を中心に事業を展開していく。戦略上の必要性により、今後も合併を検討していく」と話した。
今回の買収にとどまらず、ここ1、2年間で国内ゲーム業界には、米国や中国の企業が活発に投資している。
ゲームメーカー最大手の米国エレクトロニック・アーツ(EA)は昨年、国内ゲームメーカー「ネオウィズ」の株式19%を1億500万ドル(約112億3500万円)で買い占めた。また、中国のインターネット業者のCDCは、国内ゲームメーカーのエムゲームに500万ドル(約5億3500万円)を投資したほか、同じく中国「テンセント」のマーチン・ラウ社長は、中長期的に韓国ゲームメーカーに投資していく意向を明らかにしている。
このように米日中のメーカーが韓国ゲームメーカーに関心を注いでいる理由は、国内ゲームメーカーの技術力が高いからだ。国内ゲームメーカーの関係者は「ゲーム・コンテンツでは米国や日本の企業が多数確保しているかもしれないが、数万人以上を同時にアクセスさせ、1年以上にわたって引き続き運営していくノウハウでは、90年代後半から韓国のオンラインゲームメーカーが世界一の技術を確保している」と説明した。
株式投資や買収は、こうした韓国オンラインゲームメーカーの技術力を吸収する絶好のチャンスとなる。これに加え、競争が激しくなった国内ゲームメーカーの株価は最近、暴落を繰り返していることから、比較的買い占めやすい状況となっていた。昨年半ばに8万ウォン(約9200円)台をつけていたエヌシーソフトの株価は、最近3万ウォン(約3400円)台にまで低下している。
こうしたことを背景に、国内ゲームメーカーも海外企業に対抗し、今後独自の生存を続けていく道について模索し始めた。ネクソンがEAなどの海外ゲームメーカーの人材をスカウトし、米国など先進市場の開拓に乗り出したのが代表的なケースといえる。
これについて、国内ゲーム業界の関係者は「2004年に中国の盛大網絡発展(シャンダ)が買収した国内ゲームメーカーのアクトズソフトが最近、史上最大の実績を計上するなど、国内オンラインゲーム産業の潜在力は非常に高い。従って狭い内需市場を脱して海外で売り上げを確保していく戦略が、生き残りのカギとなる」と話した。
白承宰(ペク・スンジェ)記者
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