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円高の影に「ワタナベ夫人」(上)

 円高の勢いが止まらない。5日の東京外国為替市場で円は1ドル=103.40円を記録した。今年初めの111.48円からすると7%ほど円高が進んだことになる。

 円は昨年6月22日の1ドル=123.91円から値を上げ続け、現在はおよそ3年ぶりの円高水準となっている。円はウォンに対しても高値を付け、5日の時点で今年に入ってから10%ほど高い100円=916.50ウォンを付けた。このような円高の最も大きな原因は米国の金利引き下げだ。米国は景気を刺激するために政策金利を引き下げていることから、ドルは円だけでなく世界の主要な通貨に対して弱含みで推移している。ユーロに対しては、ユーロ誕生以来の安値を付けている。

 しかしそれに劣らず「ワタナベ夫人」の影響も大きい、と専門家は指摘する。米国などの巨額のドル資産に投資していたワタナベ夫人は、サブプライム問題が起こって以降は投資資金を回収している。そのような中でドルを円に買い戻していることから、最近は円高が続いているというのだ。

崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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