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サッカー:朴智星が超えるべき中田英の壁(上)

 フランスには「オレンジの木はオレンジとして評価されなければならない」ということわざがある。

 とはいえサッカー選手の場合は年俸だけで評価されるのではない。年俸が少なくても、人気による広告収入でいくらでも実力による年俸の差を克服することができる。

 日本の天才MF中田英寿が欧州のサッカー選手らの2003年総収入で6位(1200万ドル〈約12億3000万円〉)に上がったとき、欧州のメディアは「オレンジ理論」を持ち出した(1位はジダンを抑えベッカムが制した)。

 中田がセリエA時代のペルージャとASローマで見せた実力と人気は、現在の朴智星(パク・チソン)のそれとは次元が違っていた。

 イタリアでのデビュー戦となったユベントス戦で2ゴールを挙げて派手なデビューを飾った中田。車範根(チャ・ボムグン)以降、中田は欧州サッカー界に現れたアジアのスターだった。

 控えメンバーの朴智星が大事な試合でたびたび外されるのとは対照的に、中田はほとんどすべての試合に出場し、チームの攻撃を組み立てた中核メンバーだった。

 ほとんどの攻撃は中田から始まり中田で完結した。

 中田の試合を見るために数十万の日本人観光客がイタリアを訪れ、記念グッズも飛ぶように売れた。

チェ・ジェソン客員記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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