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「HYUNDAI」表記めぐりお家騒動

 現代財閥が「現代」という商号をめぐってもめています。現代自動車グループが最近買収した新興証券の会社名を英文で「HYUNDAI IB証券」と表記することにしたためです。

 問題は、すでに証券業界に現代証券という証券会社が存在しているということです。故・鄭夢憲(チョン・モンホン)会長夫人の玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長率いる現代グループ系列の証券会社がそれです。伝統的な現代グループの象徴ともいえる三角マークにハングルで現代証券と表記されています。

 現代自側もこうした点を考慮し、「看板や広告など社名の入るところはすべて、英文で記載する考え」と説明しています。

 しかし、現代証券側の立場はあくまで断固としています。現代証券の関係者に問い合わせたところ、「投資家の立場から考えた場合、現代証券とHYUNDAI IB証券を区別するのが難しいと思われる。現代証券の名声をいいことに無賃乗車しようという考えのようだが、法的対応を含む多方面からの対応を検討している」と、あくまで徹底抗戦の構えを見せています。また、「英語で記載したからといって、それを見た人々が声に出して読むときは“現代証券”と読むに決まっている」といいます。

 これに対し、現代自側は「“HYUNDAI IB証券”という表記法は法的に一切問題ない」と主張しています。

 しかし、登記の際はハングル表記だけが認められているため、「現代アイビー証券」(ハングルで)と表記するほかなく、メディアも英文での表記よりはむしろハングルでの表記を多用する傾向にあることから、今後は「現代」という会社名のために混乱するケースが増えるものと思われます。

 そうでなくとも現代財閥直系の地位をめぐり、嫁の玄会長側と、名前に「夢」という字を持つ兄弟間に、いざこざが起こっているくらいです。それだけに、今回の葛藤がどのように収拾されるのか、注目されるところです。

李仁烈(イ・インヨル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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