Print this Post Article Lists Back

バスで出勤する台湾総統夫人、庶民スタイルで話題

 台湾の馬英九次期総統の周美青夫人(56)の「庶民スタイル」が話題を集めている。台湾紙・蘋果日報は「短髪で化粧をせず、宝石や指輪、ブランド製品などと縁がない主婦」と伝えた。

 夫が総統選で当選後初の出勤日となった24日午前6時46分、夫人は自宅を出た。顔はすっぴんでジーンズ姿、平凡なカバンを肩にかけていた。普段通りに指輪やネックレスも身に着けていなかった。

 一般市民と同様に路線バスに乗り込んだ夫人は、車内でMP3プレーヤーを聴きながらしばらく立っていたが、席が空いたのでやっと腰を下ろした。通勤時間は約50分。これまでと違うのは護衛3人が張り付き、記者が同行取材するようになったことだ。

 周美青夫人は大手金融持ち株会社の兆豊金融控股に26年間勤めており、名門の台北市立第一女子高級中学(高校)を卒業し、米ニューヨーク大で法学修士号を取得したエリートだ。現在の肩書きは法務室処長。会社に着くと、同僚が渡そうとした花束を拒み、「総統夫人ではなく、ただ『処長』と呼んでほしい」と話した。

 米国留学中に結婚した馬次期総統の名門ハーバード大での勉学を助けるため、夫人は自身の博士課程進学をあきらめ、倹約が身に染みついたという。現在も支出を抑え、夫婦の給与を毎月30万台湾ドル(約100万円)ずつ貯金しているという。

 地元メディアは陳水扁現総統の呉淑珍夫人が、デパートの商品券をわいろとして受け取り、宝石やブランド物を好み、「台湾のイメルダ夫人」と呼ばれていることと比較して報じている。

香港=宋義達(ソン・ウィダル)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
このページのトップに戻る