チベット暴動:中国、「竹のカーテン」で報道規制
(1)外国ウェブサイトとCNNの遮断
(2)インターネットでチベット関連の検索語制限
(3)一部外国メディアを選別して広報
チベット自治区での暴動が波紋を広げていることを受け、中国政府が関連する報道を本格的に規制している。
方法は三つだ。第一の方法はウェブサイトや外国の放送の遮断だ。今月14日にチベットで暴動が発生して以降、ユーチューブなど国外の動画投稿サイトへの接続ができなくなった。CNN、BBCテレビもチベットに関する報道が始まった途端に画面が真っ黒に変わってしまう。米ニューヨーク・タイムズのウェブサイトも頻繁に接続不能となり検閲されている。26日付インターナショナル・ヘラルド・トリビューンが報じた。
第二の方法は国内メディアの取り締まりだ。国家ラジオ・映画・テレビ総局は先週、五つの無許可動画サイトなど25のサイトを閉鎖させた。また、違法な動画を掲載したとして、「中国版ユーチューブ」と言われる「土豆網」など32のウェブサイトに警告書を送った。百度(baidu.com),、新浪網(sina.com)、捜狐(sohu.com)など大手ポータルサイトでは「チベット」「チベットデモ」などというニュース検索が制限されている。
第三の方法は官製取材団の構成だ。国務院新聞弁公室はチベット暴動の発生以来初めて、26日から3日間、チベット自治区の中心都市ラサへの取材を外国の一部メディアに認める。選ばれたのは、韓国KBS、日本のNHKなど九つの国外メディアと、香港メディア5社、台湾メディア3社で、取材陣は30人余り。しかし、中国政府が取材日程やインタビュー対象者を決める一方的な広報、宣伝に終わる可能性が高いと指摘されている。
北京駐在記者で構成する外信記者クラブ言論の自由分科会のジョスリン・フォード委員長は、「北京五輪を控え、開放を約束していた中国政府の態度に大きく失望した」と語った。
一方、新華社通信など国営メディアは、「西側メディアがチベットのデモ隊側に立った悪意的な偏向報道を行っている」と非難している。
香港=宋義達(ソン・ウィダル)特派員
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