在韓米軍は「親韓派養成所」!?(下)
在韓米軍での勤務を終え、米国社会のリーダーとして活動している元兵士たちも、韓米同盟が生んだ親韓派だ。韓国で大隊長(中佐)を務めた後、米軍の合同参謀議長にまで上り詰めたコリン・パウエル前国務長官や、アクション俳優として知られるチャック・ノリスなどがその代表例だ。
だが、韓国で勤務するということが、韓国に対する「好感」に必ずしもつながっているわけではない。在韓米軍の兵士たちの中には、一部の韓国人が「あまりにも無礼だ」「生活に余裕がなく、表情も暗いから嫌だ」と話す人もいる。また言葉が通じない、食べ物が口に合わないといった点で不便さを訴える人もいる。
家族を韓国へ連れて来る米軍兵士が少ないということも解決すべき課題だ。在韓米軍によると、現在約2万8000人いる在韓米軍の兵士のうち、家族を連れて来た人は2700人程度で、全体の10%にも満たず、既婚者全体の5分の1程度だという。また、米陸軍省の統計によると、米軍兵士で結婚している人は全体の54.7%程度で、階級別に見ると士官が68.4%、准士官が82.0%、下士官・一般兵では51.6%に達する。在韓米軍の関係者は「ドイツや日本の場合、既婚者の約70%が家族同伴で赴任する。独りで生活する兵士たちが韓国の生活を楽しむには限界がある」と指摘する。在韓米軍側は現在、短期的な目標として、家族同伴で来る米軍兵士の数を現在の倍に増やし、さらに長期的にはすべての兵士が家族同伴で赴任するような方策を打ち出しているという。
専門家たちは、在韓米軍が韓国に対してもっと理解し、親近感を感じることが、韓米関係をより親しい関係にするための土台になる、と指摘している。韓国国防部のチャ・ヨング元政策室長は「韓米同盟は在韓米軍という“接着剤”を持っている。これを最大限に生かし、民間の外交官を育てていこうという考えを持って、在韓米軍を体系的に管理していく必要がある」と話している。
張一鉉(チャン・イルヒョン)記者
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