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ユーチューブで話題の「韓国人ドラマー」って誰?

 動画共有サイト「ユーチューブ」(youtube.com)で超ハッスルした演奏をしている「韓国人ドラマー」は、1960年代に活躍し「韓国ロック界のゴッドファーザー」と呼ばれたシン・ジュンヒョンのバンド「Add4」でドラムをたたいていたクォン・スングンさん(67)であることが分かった。現在、カナダのトロントに住んでいるクォンさんは15日、電話インタビューで「あの動画は90年8月28日にトロントのテレビスタジオで収録したものの一部。動画のドラマーは確かにわたしです」と明言した。

 クォンさんによると、この動画はトロントのローカルテレビ局MTVが毎週放送していた30分間の韓国関連番組『TVコリア』で収録されたものの一部だという。

 クォンさんは「当時、わたしの芸能活動30周年を記念して、うちのバンドが2曲歌い、トークをしました。ユーチューブに掲載された動画は放送でカットされたシーン」と語った。クォンさんは60年に「スカイバンド」という名前のバンドのメンバーとして在韓米軍第8軍のステージに立ち、64年から4年間は「Add4」で活躍した。その後、75年5月にカナダに移民したという。

写真提供=クォン・スングンさん

 「演奏も歌もイマイチなのに、どうして動画がインターネット上に流れたのか…恥ずかしくて申し訳ないくらい」というクォンさん。動画のコミカルなアクションについては「ベースがいないバンドなので、音がとてもお粗末で退屈でした。だから歌が2番に入ったときに早いテンポでドラムをたたいたんです」と説明した。

 夫人のイム・ギョンジャさん(67)や子供たちもトロント在住で、今も韓国系の住民が集まるところでライブをしている。動画のドラムは移民してきたばかりのときに150ドル(約1万5000円)で買った中古のドラム。「いまもライブで使っています」

 動画に出ているほかのメンバーは、70年代に韓国で活躍したグループ「鳩の家族」出身のギタリスト、イ・ミョンガプさん(56)と、その妻でキーボード担当のチョン・ハナさん(52)。キム・スヒの『あんまりです』を歌っているボーカルはカナダ在住のチョン・エリさんだ。

 クォンさんは「シンバルの位置を高くして跳びはねるようにたたくドラマーは世界でもわたしだけ。まだ音楽ができるのは本当にありがたいこと」と話している。最近ユーチューブで爆発的な話題を呼んでいるクォンさんの演奏は、ほかのサイトにも広がっている。ユーチューブで「コリアン・ドラマー(Korean drummer)」と検索すれば動画が見られる。

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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