Print this Post Article Lists Back

聖火リレー:平壌では歓呼の声だけ

 「平壌での聖火リレーは、市民たちが旗を振り、歓呼の声が空にこだまする中で行われた」

 中国国営新華社通信は、28日に平壌で行われた北京五輪の聖火リレーの模様を「直震雲天」と表現した。平壌市民の歓呼の声が、雲のかかった平壌の空をも揺さぶるほどだったというわけだ。午前10時15分、主体思想塔前の広場で、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長の主宰で聖火リレーの出発式が行われ、韓服やスーツで着飾った数万人の市民が集まった。会場のあちこちで中国と北朝鮮の国旗がはためき、歓迎の歌や踊りが披露され、大歓声が響き渡った。

 聖火リレーの第1走者は、1966年サッカー・ワールドカップの北朝鮮‐イタリア戦でゴールを決めたパク・ドゥイク(72)が、最終走者は99年世界陸上選手権の女子マラソンで優勝したチョン・ソンオクが務めた。

 聖火リレーが行われた道路沿いでは、数十万人の平壌市民が北朝鮮と中国の国旗を振りながら歓声を送った。AFP通信の北京駐在記者は「中国に近い同盟国の北朝鮮は、チベット独立主義者たちの活動を非難し続けてきた。強硬な共産主義国家である北朝鮮では、無許可でのデモは厳禁されている」と報じた。

 北朝鮮では聖火が到着する前、聖火リレー実行委員会のイ・ジョンソク副委員長が記者会見を開き、「全世界を驚かせて見せる」と述べた。結局、平壌での聖火リレーでは抗議デモが1件も起こらなかった。

北京=朴勝俊(パク・スンジュン)特派員

※【ニュース特集】北京五輪聖火リレー

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
関連記事 記事リスト
このページのトップに戻る