李大統領「親日問題、功罪の判断はバランスよく」(下)
李明博大統領はさらに「新しい政府が家庭の修復運動を行おうとしているが、宗教界も積極的に協力してほしい。国民の意識を正そうとするのは、政府が模範を示して水を染みこませるように行わなければならず、これこそ宗教指導者の方たちの力が必要だ」「われわれが仕事に熱中している間に、国民の意識がバラバラになってしまった。家族関係や目上の人を敬うのと同様、韓国の誇り高い精神的遺産が、西洋文明の影響で緩んでいると思う。学校教育を正すという基本的な精神も、情緒教育を強化するということだ」と語った。
キム・ヒジュン主教は孝の価値を強調し、「家庭がしっかりする必要がある。家族文化が正されれば、高齢者問題も解決する」との考えを示した。成均館の崔根徳館長らは、「新政府が経済再生ばかりを強調しているので、情緒教育や倫理・道徳教育を疎かにしているかのような印象がある」と指摘した。
李大統領は「政府が前面に立って、エネルギー節約のための規制を行うのは正しいことではない。宗教団体や市民団体が自発的に行わなければ成功できないだろう。1ウォン(約0.1円)の国内総生産(GDP)を生み出すのに必要なエネルギー消費量は日本の3倍で、ビルを建てても見た目ばかりで浪費が多く、マンション内の平均温度も日本より高くなっている」と説明した。
李大統領は南北関係について、「米国や日本との信頼関係を回復したため、南北関係を正常なものへと修復しなければならない。ただし、これまではあちらから非難して来れば、後を追いかけて非難しないよう頼んでいたが、これからは原則どおりに行う」との考えを示した。参加者たちは、「(北朝鮮の行動に)大統領府が一喜一憂しないというのは正しいことだ」と述べた。
李大統領は「わたしには私心がない。国民が自分のやるべきことをすれば、世界の一流国家になることができる」との抱負を述べながら、昼食会を締めくくった。
朱庸中(チュ・ヨンジュン)記者
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