記事入力 : 2008/04/30 14:01:02
風納土城で建物跡を発掘、最古の木塔か
権五栄教授「5世紀前半以前に建立」
古代漢城百済(紀元前18年‐西暦475年)の遺跡があるソウル市松坡区風納洞の風納土城で、百済時代の寺の木塔と推定される建物跡が発掘された。
この地が寺の跡として最終的に確認された場合、韓国では最も古い木塔の遺跡となる。ソウル歴史博物館とハンシン大学の権五栄(クォン・オヨン)教授の研究チームは29日、「キョンダン地区の206号遺構について、4世紀後半から5世紀の前半に作られた、百済の木塔と推定される大型の木造建築物跡と結論付けた」と発表した。
「206号遺構」では縦横それぞれ11メートルほどの正方形に土で形を作り、粘土のような土を何度も積み上げた痕跡が確認された。ほとんどが地下にまで掘り進められており、竪穴式住居が多い風納土城の他の建物と異なり、地上に木造建築物を作り上げたような形だという。発掘チームは、皇竜寺九重塔(慶州)よりも規模は小さいが、よく似た形の木塔があったものと推定している。
この地区は1999年に再開発ための発掘作業が行われていた当時、豊作を祈願するための祭壇と推定される建物跡が発見されたことから再開発が全面的に中断し、それ以来遺跡の発掘作業が本格的に行われてきた。しかし2000年に予算の不足を理由に発掘が中断、今年3月から再開されていた。
「206号遺構」は99年の発掘の際にも姿を現していたが、百済王が散歩を楽しんでいた風納土城の池ではないかとみられている。今回の発掘では、この地が寺の跡だった可能性を裏付ける、蓮の形をした瓦も出土した。

- 写真提供=文化財庁
チョン・ジソプ記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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