Print this Post Article Lists Back

核問題:6カ国協議再開に向けた韓米のシナリオ

 北朝鮮とシリアとの核開発協力とは関係なく、核問題解決に向けた交渉は順調に進むとの楽観的な見方が、韓米両国の政府内でささやかれている。ワシントンを訪問した韓国政府の幹部は先月29日、今月末には6カ国協議が再開される可能性が高いと語った。この人物は「米国と北朝鮮の双方で、核廃棄に向けた次の段階に入ろうとする意志が非常に強い」と述べた。

 韓米両国は韓国の6カ国協議首席代表である金塾(キム・スク)韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長のワシントン訪問を通じ、今月末に6カ国協議再開に向けた5段階のシナリオについて協議を行うという。米国は北朝鮮による誠実な核開発プログラムの申告が最も重要だと考えており、今月初めに国務省のソン・キム韓国課長を再び北朝鮮に派遣して、細かい内容について再び協議を行う可能性が高い、とワシントンの外交消息筋が明らかにした。

 第2段階として、北朝鮮が作成した申告書は米国の監修を経て6カ国協議議長国の中国に提出され、次の第3段階では中国が北朝鮮による申告書を関係国に公開する予定だ。各国は北朝鮮による核開発プログラムの申告が忠実なものであるかについて、各国に持ち帰って検討を行う。

 次の第4段階では中国の主管の下、北朝鮮による核開発プログラムの申告内容に対する評価と検証方法について話し合いが行われる。6カ国協議に精通したある消息筋は、北朝鮮以外に韓国、米国、中国、日本、ロシアがこの事実を共有しており、事実上すべての内容が公開される可能性が高いと予想している。

 北朝鮮による核開発プログラムの申告内容の受け入れが可能であると判断されれば、第5段階として、米国は北朝鮮に対するテロ支援国家解除、敵性国交易法の適用中断などの措置を取るという。韓国政府の高官は「申告書が回覧され各国の立場が整理されれば、6カ国協議が再開されるだろう」と述べ、第4段階か5段階で6カ国協議の代表が会う可能性が高い。

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
このページのトップに戻る