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ビル・ゲイツが李大統領の「師匠」に!?

「国際顧問」約10人を招へいへ

 李明博(イ・ミョンバク)大統領が、約10人の「国際顧問(global advisor)」を招へいすることを決めた。李大統領の「海外の師匠」としての役割を担うことになる国際顧問の候補には、6日に来韓する米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長も含まれている。ゲイツ会長は李大統領の国際顧問就任の要請を最近受け入れたという。大統領府関係者は「まだ外交的な手続きが済んでいないため、ほかの候補者については公開できない」としながらも、「国際顧問の候補者は全員が世界の有名人だ」と話している。候補者のうち、一人の国家元首については、「顧問」という名称に代え、「韓国の友人」として招くことにしている。

 大統領府のある秘書官は以前、私的な会合の席で、「大統領も一度、“経筵”のようなことをされたらよいだろう」と提案したことがある。「経筵」とは、かつて王が儒学や歴史を学んだ行事だ。現代において、かつてのような「国師」や「王師」を置くことはできないものの、李大統領が国内外から多くの「師匠」を招けばよい、というわけだ。また、大統領に対しても謙虚さを求める国民も少なくない。

 多くの大統領には「師匠」がいた。クリントン前米大統領は1996年、前年に亡くなったウィリアム・フルブライト元上院議員を「わたしの師匠であり友人だった」と述べた。また、ブッシュ米大統領は故・ニクソン元米大統領を「師匠」として挙げた。韓国でも、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の師匠役としては宋基寅(ソン・ギイン)神父が、金大中(キム・デジュン)元大統領には故・張勉(チャン・ミョン)元首相が、故・李承晩(イ・スンマン)元大統領には故・ウィルソン元米大統領がいた。

 李明博大統領の側近たちは「大統領の師匠は誰なのか」という質問に対し、実兄の李相得(イ・サンドゥク)国会副議長や崔時仲(チェ・シジュン)放送通信委員長などの名前を挙げながらも、それを否定した。つまり、適任者がいないというわけだ。李大統領はこれまで、講演会の席上で「わたしの師匠は貧困と母だった」と述べてきた。そして、母親に続く「人生の第2の師匠」としては現代グループの故・鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長を挙げたが、「大統領としての李明博」の師匠の名は挙げなかった。「師匠の日」(今月15日)を前に、大統領府は最近、李大統領の「恩師」を探した。だが、そのほとんどは既に亡くなっており、残る一人も体調が良くなかった。このため、李大統領の恩師を大統領府に招く行事は中止となり、李大統領は寂しさを感じていたという。

 毎日午前4時に出勤し、李大統領にとって参考になりそうな新聞記事をスクラップしている行政官のKさんは「わたしが大統領にとっての先生だと思いながら仕事に当たっている」と話している。心を開きさえすれば、どこにでも「師匠」はいるものだが、果たして李大統領はこのことについてどう思っているのか気になる。

朱庸中(チュ・ヨンジュン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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