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米国産牛肉:ネット上に飛び交う根拠なきデマ(上)

 5日、「狂牛.net」というウェブサイトをのぞいてみた。インターネット上に飛び交っている、牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)に関するさまざまな「怪談」がそこには綴られている。韓国映画『ネギをサクサク、卵をポン』(英題『Son, My Enemy』)をもじった、『脳みそを切れば穴だらけ』(BSEに感染した人の脳の状態)というポスターも掲載されており、また、「抗議する」というコーナーには、李明博(イ・ミョンバク)大統領が血のしたたる牛肉を食べている合成写真が掲載されている。

 一方、このサイトでは「狂牛病にかかった牛は○○○だ。なぜなら○○○だから」という文章の穴を埋めるコーナーもあった。サイトのどこを見ても、米国で飼育されている1億頭の牛の中で、これまでにBSEの発症が確認された牛は3頭しかいないという事実は書かれていない。サイトの管理人は最近、米国産牛肉の輸入反対集会を主催している。

 ポータルサイト「DCインサイド」のパロディー画像コーナーではここ数日の間、「牡牛の反乱」「狂牛物語」「何でもよく食べる大統領」といった、BSE関連の画像が検索ランキングの上位を占めている。「10年後には国民の大量死が始まる…恐怖の新時代を開くハイショック・ホラー」という恐ろしいポスターも掲載されている。やはりここでも、米国でこれまで、BSEが人間に感染したものと推測されている変異型CJD (クロイツフェルト・ヤコブ病)を発症した人がわずか3人という事実は書かれていない。

金正薫(キム・ジョンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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