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手足口病の拡大、北京五輪に影響懸念

 手足口病の原因となるエンテロウイルス71(EV71)の流行が、最初の発生地の安徽省から首都北京市にも急速に拡大し、五輪を目前に控えた当局は緊張を強めている。

 6日付現地紙新京報によると、北京市のEV71感染者数は4日までに1482人に達した。前日(1010人)に比べ472人も増えた。英字紙シャンハイ・デーリーなどによると、6日時点で中国全土の感染者数は12の省・直轄市で約1万2000人、死者は26人に達した。

 EV71は大便、鼻水、だ液などで伝染する腸管ウイルスの一種で、大半の場合、生後6カ月から6歳の子供の手足や口の中に水泡や赤い斑点ができ、一部は高熱を伴う手足口病の原因となる。重症の場合、髄膜炎、肺炎、脳炎などで死に至る危険もある。

 中国政府はEV71による手足口病などの疾患を緊急に「第3種伝染病」に指定し、手足口病が発生した幼稚園を閉鎖するなどの感染防止策に着手した。当局は感染発生を公表しなかった安徽省阜陽市の官僚5人と誤診した医師5人に懲戒処分を下した。

 専門家らはEV71への感染を予防するワクチンがないため、清潔保持が最善の予防策だと呼びかけている。在中国韓国大使館のハン・ヨンソプ食薬官は「水は必ず煮沸して飲み、子供が外出したときには手足を洗い、歯をきれいに磨いてほしい」と話した。

北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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