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不公正取引:ネットビジネスを独占するNHN(下)

業界関係者ら「ベンチャーの成長を阻害」

◆ベンチャー業界「NHNの独占は行き過ぎ」

 NHNはこの日の公取委の決定に強く反発している。NHNは公式な見解として、「検索サイトでは、ユーザーに提供する検索やメールなどのサービスと、広告などの領域が別途に存在している。ユーザーが集中しているからといって市場の支配力が高まるわけではない」と主張した。NHNはキム&チャン法律事務所の協力を得て行政不服審査の手続きに入ることにした。NHNとしては今回の決定を受け入れた場合、今後も同じような事例で制裁を受け続けるのは目に見えているとの不安を抱えているのだ。

 しかし情報技術(IT)業界に精通した関係者たちは、NHNがインターネット上で検索市場を掌握しているのは事実であり、これを基盤としてゲームや電子商取引など、それ以外の分野でもその独占的な地位を拡大しつつあるのも厳然とした事実だと考えている。NHNは昨年の売り上げが9200億ウォン(約918億円)、営業利益はなんと3895億ウォン(約388億円)にも達した。業績面ではダウムやヤフーなどライバルに圧倒的な差をつけており、比べものにもならないほどだ。

 NHNなど韓国の検索サイト運営会社は、インターネットの入り口としての役割に忠実な海外の検索サイトとは異なり、自らのサイトで電子商取引をはじめとするあらゆるサービスを行っている。それだけインターネット上で独占的な影響力を持っているということだ。

 安哲秀(アン・チョルス)研究所の安哲秀議長や、NCソフトの金沢辰(キム・テクジン)社長らITベンチャーの大物経営者たちは、NHNの独占的な地位とその影響力に対する不満を公に口にしている。要するにネイバーはインターネット検索市場での圧倒的な地位と豊富な資金力を利用して、インターネット上での検索だけでなく、ゲームやショッピング、セキュリティーなど、主要なインターネットビジネスをすべて掌握しているということだ。安哲秀議長は、「ある特定の企業を中心にインターネット産業の構造が固まってしまえば、ベンチャー企業の成長は阻害されてしまう。そのため政府による監視の機能をさらに強化する必要がある」と主張した。金沢辰社長も、「現在のインターネットは検索サイトに支配されている。わずか1社か2社の検索サイトによって、インターネット上での情報の流れが歪曲(わいきょく)されている」と強く非難した。

白承宰(ペク・スンジェ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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