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学歴詐称:李漢正議員、高校証明書に40代の時の写真

驚きの手口、詐欺・恐喝の前歴も

 検察は9日、創造韓国党の比例代表名簿2位に登載され当選した李漢正(イ・ハンジョン)議員を学歴・経歴詐称の疑いで逮捕・起訴する一方、同議員が偽造していた書類について詳細に明らかにした。

 水原地検公安部(ユン・ウンゴル部長検事)によると、同議員は選挙管理委員会に光州第一高校に在籍したという証明書と、中国・延辺大学の卒業証書を提出した。しかし、光州第一高校の証明書に添付されていた写真は、同議員が40代のとき撮影した写真の顔と、制服・校帽を合成したものだった。検察の調べで、これは昨年12月に光州広域市のある写真館に依頼し作成したものであることが分かった。検察関係者は「(同議員は)“高校時代に撮影した写真がなかったため合成写真を作った。光州第一高校は中退した”と主張したが、(検察が)合成写真であるという証拠を突きつけ追求したところ、“聴講生として通学した”と供述を翻した。だが、これも信じがたい」と話している。

検察は9日、創造韓国党の比例代表で当選した李漢正(イ・ハンジョン)議員の高校在籍証明を公開、偽造の手口を明らかにした。現在57歳の同議員は、40代のとき撮った写真(左)の顔と制服や校帽を合成した写真で高校在籍証明書(右)を偽造した。/写真提供=NEWSIS

 また延辺大学の卒業証書について、検察は「延辺大学に照会したところ、偽物であることが分かった」と述べた。同議員は当初、「1989年から94年まで毎月1回ずつ5日間ほど中国に行き講義を聞いた」と話していたが、検察が「出入国記録がない」と言うと、「船に乗って行った」と主張。そこで、再び検察が「船に乗っても出入国記録は残る」と追求したところ、「放送通信大学の問題集で(勉強)した」と答えたという。検察関係者によると、現在は朝鮮族(韓国系中国人)に1500万ウォン(約150万円)を渡し、卒業証書を受け取ったと話しているそうだ。また、同議員が選管に提出した「国家均衡発展委員会常任委員」「韓国自由総連盟副総裁」という経歴も虚偽であることが分かった。

 検察は「同議員は2003年から05年にかけて合成写真を作り続け、事務室に掲示していた」として、世界各国の首脳と一緒に撮った額縁入りの写真も公開した。これらの中にはブッシュ米大統領、クリントン前米大統領、胡錦濤・中国国家主席、江沢民前中国共産党総書記、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と一緒に写っているものもあった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領と撮った写真は実際のものだと主張しているが、検察は「肉眼で見ても画素数の違いが分かる」と話している。

 同議員は1975年、小規模旅館経営者の娘に「高速バス会社の経理正社員に就職させてやる」として2万ウォン(現行レートで2000円)を受け取り詐欺罪で懲役10カ月を、78年には放送局幹部社員をかたり、肉屋の経営者から牛肉約6キロをだまし取った容疑などで懲役1年を言い渡された。81年には放送局記者をかたり、製薬会社7社と食品会社に対し8回にわたり14万4000ウォン(約1万4000円)相当の物品を受け取ったことから恐喝罪などで懲役10月、2000年11月には同年の総選挙で京畿道利川市から出馬、学歴・経歴を詐称した疑いで起訴され、懲役2年(控訴審1年6月)の判決を受けた。

 検察は、同議員が創造韓国党に6億ウォン(約6000万円)払ったことが公認と関係あるかどうかを中心に捜査しており、2度にわたる出頭要請に応じなかった文国現(ムン・グクヒョン)同党代表に対し、来週出頭するよう再度要請するとのことだ。

水原=キム・ジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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