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中国地震:世界文化遺産の都江堰は今(下)

堤防本体は無事

 地震は都江堰遺跡に大きなつめ跡を残し、住民の生活や誇りにも傷を残した。地元観光ガイドの康軍さん(36)は、「市の名前も遺跡の名前にちなむほど、都江堰遺跡は地元住民の誇りだった」と話した。

 古代からの歴史を持つ都江堰遺跡に被害をもたらした今回の大地震は、2006年に完成した現代式の紫坪鋪ダムにも深刻な打撃を与えた。高さ156メートルのダムの上部にある道路の欄干は90%以上がひび割れており、幅6メートルの道路も中央部に最大で50センチ以上の亀裂が走っていた。中国政府は14日からダム崩壊を防ぐため、水門を完全に開放している。

 このダムの下流の青城山中学を訪ねると、女子生徒は「ダムが崩れるかもしれないから近づかないようにと両親に言われている」と話した。地元当局は「亀裂はあるが貯水量の大部分を放流したため崩壊の危険はほぼなくなった」と住民に安心を呼び掛けている。

2000年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界文化遺産に指定した都江堰では、中国古代の水利施設遺跡にある展望台の泰堰楼が地震で無残に崩れていた。右下の写真は水利施設を建設した秦の役人李氷の石像。/写真=李明振特派員

都江堰(中国四川省)=李明振(イ・ミョンジン)特派員

【ニュース特集】中国・四川省大地震

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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