「韓国の政治システム、民主化を経た7カ国中最低」
ソウル大・韓教授が各国議員にアンケート
韓国政治における互いの意志疎通能力が、劇的な民主化のプロセスを経た7カ国中最下位という研究結果が出た。
韓国、ドイツ、スウェーデン、チリ、ポーランド、南アフリカ共和国、トルコの7カ国の国会議員100人を対象に、自国の政治システムにおける互いの意思疎通の状況について、昨年アンケートを送付して調査を行った結果、韓国の与野党の議員は政治システムにおける意思疎通の状況を100点満点中46.46点と評価した。ドイツと南アが62点で、残りは50点台だった。50点未満は韓国のみ。韓国の与野党の議員はとりわけ、与野党間の意思疎通について39.3点と低く評価した。韓国政治における意志疎通能力の現状については、マスコミ関係者や一般人の評価の方がはるかに低かった。マスコミ関係者50人余りは38.2点、一般人1000人余りは31.2点と評価した。
韓国ギャラップに依頼して今回の研究を指揮したソウル大学社会学科の韓相震(ハン・サンジン)教授は、「点数は与野党、政府、国会、マスコミ、市民団体の相互の意思疎通能力についての評価を指数化したものだ。国民が見つめる韓国の政治システム全般の意思疎通能力は、ほぼ絶望的なレベルにあるといえる」と述べた。
さらに政治的妥協の文化について、議員たちの評価も韓国が32.3点で7カ国中最下位だった。ドイツが62.3点で最も高く、残りは40点台から50点台だった。韓教授は「政治システムにおける意志疎通能力が低ければ、政治的妥協も難しくなり、政治的に妥協ができなければ意思疎通能力も低くなるという事実が立証されたものだ」と述べた。
韓教授は「意思疎通の難しさに対する経験は、過去10年だけでなく、最近の韓国政治の現実においても如実に表れている。意思疎通の不在は社会的緊張と対立を先鋭に表面化させ、社会的エネルギーの結集を難しくする」と評価し、「政治システムにおける意志疎通能力が低いままでは、グローバル化の副作用として貧富格差の広まり、非正規職の増加、家族どころか自分を養うのも難しいワーキングプアの増加など、社会的二極化現象などに対する国家による適切な対応を困難にする」と述べた。さらに「手続きとしての民主化が定着した状況で、今後は韓国の政治における最大の課題は、お互いの意思疎通パラダイムの確立にある」とも指摘した。
朱庸中(チュ・ヨンジュン)記者
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