Print this Post Article Lists Back

FTA:韓国とEUの締結交渉、年内に妥結へ

基本方針に双方が合意

 韓国と欧州連合(EU)が、自由貿易協定(FTA)の締結交渉を今年中に妥結させることで合意した。

 韓国とEUのFTA締結交渉で韓国側の首席代表を務める李恵民(イ・ヘミン)氏は15日(現地時間)、FTA締結に向けた第7次交渉が行われているベルギー・ブリュッセルの欧州委員会庁舎で記者の取材に応じ、「FTA締結交渉を年内に終わらせることで双方が合意した」と述べた。

 韓国とEUは大規模な交渉ではなく、関係閣僚、首席代表、分科会による協議を随時行うという形でFTA締結交渉を進め、ソウルで行われる予定の第8次交渉で妥結できるようにする方針だ。韓国とEUのFTAが発効すれば、韓国は27のEU加盟国とFTAを締結したことになる。人口5億人を抱えるEUは世界最大の市場だ。また、昨年の韓国とEUの貿易規模は897億ドル(約9兆3900億円)に達し、韓国にとってEUは中国に次ぐ2番目に大きな市場となっている。このため、韓国とEUのFTAが締結されれば、韓米FTAに劣らぬ効果が期待されている。

 対外経済政策研究院は「製造業の完全な開放」と「農業やサービス業の50%の開放」を前提とした場合、韓国とEUのFTA締結で、韓国の国内総生産(GDP)は15兆ウォン(約1兆5050億円)=約2%=、長期的には24兆ウォン(約2兆4080億5000万円)=約3%=増えるとの見方を示している。

 だが、双方は締結交渉を年内に妥結させるという基本方針には合意したものの、主な争点については依然として意見の食い違いが見られるという。李恵民首席代表は「自動車などデリケートな問題については、双方の意見にはまだ大きな隔たりがある」と話している。

金正薫(キム・ジョンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
このページのトップに戻る