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身長180センチの少年が浴槽で溺死!?(上)

 今月10日夜11時20分ごろ、慶尚北道慶山市のあるチムチルバン(韓国式健康ランド)で、ある男性が「滝のあんま湯」の中で遺体で発見された。縦横2.6メートルの浴槽に、両腕を広げたままうつ伏せの状態で浮いていたのは、14歳の米国人、マイケル・ホワイト君だった。ホワイト君はこの日、母親と共にこのチムジルバンに来ていた。

 チムジルバンは救急車を呼び、マイケル君は病院へ運ばれた。しかし20分後、慶山市内の病院に到着したときにはすでに死亡していた。遺体から外傷は発見されず、心臓にも異常はなかった。鑑識が発表した死因は溺死。警察はこの事件に対する捜査を行っているが、身長180センチ、体重110キロのマイケル君が、深さわずか40センチの浴槽で溺れた原因はいまだ明らかになっていない。マイケル君の不可解な死が報じられたことで、韓国に居住する外国人の間では、韓国人の無関心とチムジルバンのずさんな対応、韓国の不十分な救急体制などに対する不満が広がりつつある。

 事件当日、チムジルバンでは何が起こったのだろうか。

◆「息子の死について説明してほしい」

 4年前に韓国にやって来て、大学で英語を教えているステファニー・ホワイトさん(40)は、今月10日午後9時45分ごろ、息子のマイケル君とカナダ人の友人、そしてその友人の娘と共にこのチムジルバンを訪れた。マイケル君だけが男湯に入り、残りの3人は女湯に入った。

 2時間後の夜11時45分ごろ、チムジルバンの従業員がステファニーさんに対し、「息子さんが治療を受けなければならない」と伝えた。チムジルバンの外国人客は彼女たちだけだった。彼女が外に出ると、マイケル君は救急車に乗せられているところだった。

 ステファニーさんは、「救急隊員が処置を行う様子は話にならなかった。チムジルバン側がすぐわたしに知らせてくれれば、応急措置の知識がある自分が息子を助けることができたはずだ」と不満を漏らした。

 彼女はさらに「従業員が夜11時ごろ、水風呂でうつ伏せになっているマイケルを発見したが、その後20分も放置されていたため死んでしまった。遺体の解剖を行った医師は、“マイケル君はひどいせきと吐き気があったようで、口の中やのど、肺の中がひどく損傷していた”と言っていた。あの時中にいた人が声を聞いて助けてくれていれば、死に至るようなことはなかったはずだ」と主張している。

慶山=チェ・ジェフン記者

キム・ジンミョン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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