女性の3割「ソウル地下鉄駅のトイレは怖い」(上)
ソウルの地下鉄駅構内にある女子トイレのうち、かなりの数が犯罪に対し無策の状態で放置されており、多くの女性が利用をためらっていることが分かった。事実、地下鉄駅における性的暴行など女性が狙われた犯罪の現場のうち、14%は女子トイレで起きていたことが調査で分かり、対策づくりが急がれる。
これは、女性の視点に立った政策を目指すソウル市「女性幸福プロシューマー」事業の一環で、ソウル市女性家族財団が今年3月、駅でアンケートを取ったり、1‐8号線の全路線の女子トイレで実態調査を行ったりした上でまとめたものだ。
本紙が18日に独自に入手した調査結果報告書によると、アンケートは3月19日から23日までの午後7時から11時まで、1‐8号線の地下鉄駅トイレ129カ所の周辺にいた女性乗客856人を対象に行われた。この回答者のうち、3人に一人(35%)が「夜、地下鉄駅のトイレに行き、自分の身に危険を感じたことがある」と答えたそうだ。
「身の危険を感じる要素」としては、44.5%が「酔った乗客や痴漢に会う可能性」を挙げた。また、24.4%は「トイレが奥にあるので行きにくい」と答えた。さらに6.5%は「性的暴行の危険がある」と回答している。そのため、「トイレに行きたいのをできるだけ我慢して家に帰る」(30.8%)、「家族や友達と一緒に行く」(23.1%)と答えるなど、トイレに入るのをためらうという回答が半数を越えた。
また、回答者の72.4%が「夜、地下鉄に乗るとき身に危険を感じる」と答えたが、実際15.6%が「地下鉄駅や電車内で性的暴行・セクシュアルハラスメント・暴力などの犯罪に接したことがある」と答えた。犯罪の被害に遭った場所は半数が車両内(50.7%)だったが、階段やホームを含めた通路と答えた人が22.5%、男性が入れないはずの女子トイレも13.9%あり、トイレが治安の死角になっていることが分かった。
女性乗客が考えた「女子トイレを安全にする方法」を多い順に並べると、「人が通る場所にトイレを作る」「非常ベル設置」「しっかりと掛かる鍵」「ドアと床やドアと天井のすき間をなくす」「定期的なパトロール」などだった。
チョン・ジソプ記者
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