女性の3割「ソウル地下鉄駅のトイレは怖い」(下)
さらに詳しい実態調査でも、女子トイレの危険性は深刻な水準に達していることが分かった。実態調査は今年3月28日と29日の二日間、1‐8号線の女子トイレ284カ所の安全性と便利さをチェックする全数調査形式で行われた。この結果でもソウルの地下鉄の女子トイレは落第点だった。
3号線の35.5%と4号線の40%は通行中の乗客から女子トイレの内部が見える構造だった。3号線のトイレの35.5%と6号線のトイレの30.2%は、男子トイレに行くのに女子トイレの前を通らなければならず、女性が不安を感じる構造になっていた。8号線の31.3%と2号線の29.8%はトイレに非常ベルがあっても作動しなかった。
4号線のトイレの83.3%と6号線のトイレの90.7%はドアと床のすき間が広かった一方、7号線の97.7%と8号線の93.8%ではドアと天井のすき間が広く、痴漢が侵入した場合に大きな弱点を抱えていた。また、ドアの鍵がきちんと掛からないケースは3号線で48.4%、2号線で15.8%と多く、トイレが人通りのない奥のほうにあり、入りづらいケースは3号線で64.5%、7号線で32.6%だった。
女性への配慮の面でも、一定水準以下のトイレが多い。5号線(88%)、7号線(93%)、1号線(85.7%)、2号線(75.4%)などほとんどの路線のトイレには、子供を連れて入った場合の設備がないところが多かった。おむつ交換台がないトイレは5号線(75%)、7号線(76.7%)、8号線(68.8%)などだった。その上、3号線(90.3%)、4号線(90%)、5号線(87.5%)、2号線(84.2%)のほとんどでは障害者用トイレが男女共用のままで、障害者の便宜を図っていないことも調査で分かった。
「不衛生だ」という声は1号線(64.3%)と3号線(58.1%)で多かった。女性家族財団女性幸福プロジェクトのチョ・ヨンミ・チーム長は「地下鉄駅の女子トイレに問題が多いことは予想していたが、実態調査で本当に深刻な状況であることが証明された」と話す。
ソウル市では「壊れている非常ベルについては実態を把握した上で速やかに修理作業を進めている。また、トイレの出入り口に現在135台しか設置されていない防犯カメラを年内に322台に増やし、セキュリティーシステムを綿密に構築していく」としている。
チョン・ジソプ記者
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