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核問題:「核物質・核兵器は廃棄過程に含まず」

プリチャード元特使が北の立場を報告

 朴義春(パク・ウィチュン)外相ら北朝鮮外務省の幹部らは、寧辺の核施設を除く核物質と核兵器は、3段階の核廃棄対象ではないとの立場を明確にした、と米国のジャック・プリチャード元朝鮮半島和平担当特使が30日に明らかにした。

 先月北朝鮮を訪問し、朴外相や金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官らと会談を行ったプリチャード元特使はこの日の会見で、「北朝鮮の立場は3段階の核廃棄において、軽水炉提供の見返りとして無能力化が進んでいる寧辺核施設だけを解体するというものだ」と述べた。

 さらに「北朝鮮は3段階の核廃棄過程に核物質や核兵器は含まれていないとし、ミサイルや人権問題も話し合いの対象にはならないという、非常に単純明快な立場を示してきた」と述べた。プリチャード元特使はこれらの内容を政府に報告したという。

 朴外相らが語った内容は、「3段階の核廃棄には、核兵器や核分裂物質を含むすべての核開発プログラムが含まれる」とする韓国と米国の立場とは完全に食い違うもので、今後は激しい対立が予想される。プリチャード元特使は自らの北朝鮮訪問の結果を前提に、「3段階の核廃棄プログラムは、結果的には時間の浪費となるだろう」と述べた。

 これについて米紙ワシントン・ポストは、北朝鮮政府の幹部がプリチャード元特使に対し、「米国は北朝鮮を核保有国として認めよ」と述べたと報じた。

 プリチャード元特使は、ブッシュ政権初期に北朝鮮特使を務めた人物で、現在ワシントンの韓米経済研究所(KEI)所長を務めている。

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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