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米国産牛肉:デモ隊の一部、鉄パイプで警察バス襲撃

 米国産牛肉の輸入解禁に反対するキャンドル集会が週末のソウル都心を照らした。8日未明のデモでは鉄パイプや角材を持つ人も現れ、行動はエスカレートする兆しを見せている。

 市民団体の「狂牛病の恐れのある米国産牛肉全面輸入に反対する国民対策会議」は7日午後7時からソウル市中心部の徳寿宮に面した太平路とソウル市庁前の広場で4万2000人規模(警察発表、主催者側は20万人と主張)が参加したキャンドル集会を開き、太平路、世宗路、安国路、独立門に向かってデモ行進を行い、一部は大統領府(青瓦台)方面に向かおうとした。

 警察は1万5000人を動員し、デモ隊の大統領府進入を防ぐため、バスでバリケードを築いた。デモ隊は警察に大統領府に向かうことを阻まれると、午後9時すぎには再び世宗路交差点に集結し、戦闘警察のバスでバリケードを築いた警察官とにらみ合った。

「72時間キャンドル集会」の最終日となった8日夜、ソウル市庁前の広場と道路を埋め尽くした市民らは静かな雰囲気の中で米国産牛肉輸入に反対する集会を続けた。/写真=イ・テギョン記者

 夜半すぎにはデモ隊がバスに乗った警察官を旗のポールやはしごで攻撃する姿も見られた。警察もバスに乗り込んで来ようとするデモ隊を盾でたたいたり、消火器を噴射するなどして防いだ。

 デモ隊の一部は付近の地下鉄工事現場から持ち出した鉄パイプと角材で戦闘警察のバスのガラスを割ったり、エンジンを破壊したりした。この過程で、鉄パイプを振り回し、警察に暴力を行使したとして、35歳の男性をはじめデモ隊11人が拘束され、釈放された少年一人を除く10人が厳重な取り調べを受けている。

 キャンドル集会が始まって以来8日までに警察に連行されたデモ参加者は561人で、うち473人が書類送検され、56人は即決審判に回された。このほか、18人は厳重注意の上釈放され、14人がなおも取り調べを受けている。

 一方、8日午後7時40分ごろには、約4000人(主催者側は3万人と主張)がソウル市庁前で開かれたキャンドル集会に参加した後、太平路、乙支路、世宗路などで街頭デモを行った。

 金慶漢(キム・ギョンハン)法務部長官と元世勲(ウォン・セフン)行政安全部長官は同日午後7時から政府果川庁舎で緊急会合を開き、「これまで1カ月にわたり大規模なキャンドル集会が開かれ、一部の過激な行為を除けば、国民の意思表示を最大限尊重してきた。しかし、昼夜を問わず開かれる集会で交通がまひし、市民が不便を強いられている」と懸念を表明する談話を発表した。金長官は「違法暴力デモで社会的混乱が広がれば、法と秩序を守るための措置を取らざるを得ない」と警告した。

チャン・サンジン記者

クァク・チャンリョル記者

キム・ギョンファ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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