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米国産牛肉:キャンドル集会、ますます過激に(上)

鉄パイプも登場、ネットで生中継し参加促す

 40日間続いている「米国産牛肉輸入反対キャンドル集会」は先月2日、ろうそくを手に集まった約1万人がソウル市内の清渓広場を埋め尽くしたことから始まった。このときは「米国産の輸入牛は帰れ!」と、午後7時から10時までシュプレヒコールを繰り返し、解散した。その半数は中高生が占めていた。

◆オンラインからオフラインに拡大

 集会を主催した団体はインターネット上の集まり「李明博(イ・ミョンバク)弾劾劾汎国民運動本部」(以下、運動本部)だった。当初、警察はデモ参加者数を300人と見積もっていた。だが、当日の参加者数は1万人を超えた。最初から警察は見通しを誤ったのだ。

 4日後、集会の主催者が変わった。「参加連帯」など複数の市民団体が一緒に作った「狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)危険米国産牛肉全面輸入に反対する国民対策会議」(以下、対策会議)が前面に出てきた。ところが、デモの現場では「主催」が「主導」の意味をなしていなかった。

◆ついに鉄パイプ使用

 先月24日午後9時30分ごろ。集会はいつもと同じように清渓広場で終わるかと思われた。だが、そのとき参加者の間から「大統領府(青瓦台)に行こう」という声が上がった。しばらくすると、参加連帯のパク・ウォソク共同事務長が演壇に上がり、「今日、わたしたち市民はキャンドルを手に大統領府に行く。皆さんもこの動きに賛同してくれるだろうか」と言った。

 デモ隊約3000人が光化門郵便局から教保文庫までの8車線道路に繰り出した。その後、恒例イベントになってしまった「道路占拠」の始まりだった。翌日未明、対策会議関係者らは、警察の解散要求に同意したものの、デモ隊はそれに従わなかった。キャンドル集会では組織中央部のコントロールが利かなくなったという証拠だ。

 一度道路に出たデモ隊は、それから連日、ソウル中心部の主な道路を占拠した。先月31日夜には大統領府の1キロ手前までデモ隊が迫った。参加者の一部は戦闘警察官(機動隊員)・義務警察官(兵役の代わりに就く、警察業務に当たる人員)のバスの屋根に上がり、揺らした。警察はデモ隊に向け正面から放水した。

 7日の集会では一部参加者が近くの地下鉄工事現場から鉄パイプや角材を持ち出し、戦闘警察官のバスのガラス窓を割ったり、エンジンを壊したりした。

キム・ジンミョン記者

【ニュース特集】米国産牛肉輸入問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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