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米国産牛肉:キャンドル集会、ますます過激に(下)

鉄パイプも登場、ネットで生中継し参加促す

◆ネットでデモを生中継

 9日午後8時30分ごろ、ソウル市庁前のソウル広場に集まったデモ隊約2500人が同市の小公路に向かうと、男二人がデモ隊と一緒に走り始めた。一人は手に6ミリのカメラを持ち、もう一人はカメラにつながったノートブックパソコンを持ったまま、追いかけた。

 二人はデモの現場をインターネットで生中継していた。「オーマイTV」「アフリカ」「ラジオ21」などのインターネット放送がデモを生中継したのだ。

 1本の動画がデモのムードをガラリと変えてしまったこともある。1日、若い女性が頭を警察官に足げにされる動画が公開された。動画はネットを通じ急速に広がった。その後、この女性はソウル大学在学中のイ・ナレさん(21)だと分かり、同大は警察庁に「抗議の書簡」を送った。

◆テロのよう…個人情報がネットに

 3日にはネット上に「戦闘警察官がデモ隊に暴力を振るうシーン」という写真と、写真の人物だとしてある戦闘警察・義務警察官らの学校、個人ホームページのアドレス、連絡先が掲載される事件が発生した。名前をさらされた警察官らは不特定多数の人々から「テロ」とも言える非難や脅迫を受け苦しみ、休学中の大学にも抗議の電話が殺到した。

 タレントのチョン・ソニも「キャンドル集会の参加者を批判した」とネットユーザーの非難を浴び、レギュラー出演していた3番組を6日、降板した。

 一部では特定メディアに対する「不買運動」まで起きている。大手検索サイト「ダウム」内に作られた「朝・中・東(朝鮮・中央・東亜日報)廃刊国民キャンペーン」の集まりを中心とするネットユーザーらは「朝・中・東に広告を出す企業に対し、不買運動を展開するとして、広告掲載をやめさせよう」と組織的に企業に圧力をかけ始めている。

 こうした人々は「朝・中・東に広告を出す広告主を相手に、非常に多くの人々が同時多発的に電話を繰り返しかけること」を「宿題」と呼び、その3紙に広告を掲載する企業の中から毎日数社を選び、集中的に電話をかけるよう呼びかけている。このため、「ターゲット」になった企業は通常業務ができないほどの電話攻撃に頭を痛めている。中には降り注ぐ電話攻撃のあまり、ホームページに「謝罪文」を掲載する企業も複数出てきた。これを受け、「正当な消費者運動」という主張の一方で、「軍部時代を連想させるような広告弾圧」という指摘も相次いでいる。

キム・ジンミョン記者

【ニュース特集】米国産牛肉輸入問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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