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炭素ナノチューブ利用の太陽電池、韓国で開発

白金電極より25%安

 韓国の研究陣が、白金の代わりに価格の安い炭素ナノチューブを電極に用いた次世代染料感応薄膜太陽電池を世界で初めて開発した。

 炭素ナノチューブは強度が高く、電気をよく通し、次世代の電気・電子素材として脚光を浴びている。韓国電気研究院光電気研究グループのイ・ドンユン博士の研究チームは16日、「炭素ナノチューブを電極に利用した縦横10センチの染料感応太陽電池パネルを純粋な韓国国内の技術で開発することに成功した」と発表した。この太陽電池パネルを連結することで、発電用の大型太陽電池モジュールを作ることができる。染料感応太陽電池は、光合成をする植物の葉緑素と同じく、日光に反応する染料を利用し電気を発生させる。

 価格が上がり続けているシリコンを使わず安い上、柔軟性のある薄膜タイプのため、建物の外壁などさまざまな場所に取り付けることができるのが長所だ。

 イ博士は、「日光を電気に変える効率は6%だが、弱い日光でも電気を生産し商用化することが可能な水準だ。白金を使用しない既存の染料感応太陽電池より、価格は25%安い」と語った。また韓国電気研究院側は、染料感応太陽電池と関連し韓国内外で15件以上の特許を出願・登録中で、韓国企業に技術を移転し2010年の製品発売を目標としていることを明らかにした。

李永完(イ・ヨンワン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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