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核問題:米国の理想は「ウクライナ・モデル」(上)

 米国と北朝鮮では、現在手続きが進められている第2段階の核開発計画申告以降の構想が全く違い、北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議も今年後半以降は先行き不透明になるだろうとの見通しが出ている。

 ブッシュ米大統領は16日、英ロンドンで北朝鮮に対し、「核開発計画の申告後は寧辺の核施設で生産した核物質や核兵器を米国に渡すべき」というメッセージを発した。ブッシュ大統領は同日、かつて旧ソ連の核兵器を保有していたウクライナから核兵器・核物質を米国が引き取り廃棄した「ウクライナ・モデル」を北朝鮮の核兵器・核物質処理にも適用するという方針を明らかにした。このところ北朝鮮で、米国の「第3段階核廃棄」方針に反発する主張が出ていることを念頭に置いた発言とみられている。

 北朝鮮は、今年初めに訪朝した米国側の人物に対し、「第3段階の話し合いには核物質と核兵器が含まれるべき」という米国の方針に反発していることを伝えていた。つまり、「第3段階の話し合い対象は現在無能力化が進められている寧辺の核施設だけ」と重ねて表明したことになる。

 米国のジャック・プリチャード元北朝鮮特使は4月に訪朝し、北朝鮮外務省の朴義春(パク・ウィチュン)外相や金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官らに会った後、インタビューで「北朝鮮の見解は、第3段階で軽水炉の提供を受ける条件で無能力化が進められている寧辺の核施設だけを解体するというもの」と「暴露」していた。さらに、朴外相らは米国が核保有国であるイスラエルと友好関係にあることを指摘、「米国は今後、核武装している北朝鮮とも親しくなるべき」という態度を示したという。要するに、北朝鮮は米国との関係を正常化した後、「同等な核保有国」として核軍縮交渉をしようというのだ。

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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