ベトナムで今、料理の韓流ブーム
このところベトナムでは「料理の韓流ブーム」が巻き起こっている。ベトナムのテレビで最近放送された韓国料理番組の視聴者は毎回約300万人と、大変な人気を呼んでいるのだ。
ベトナム国営のハノイテレビによると、『韓国料理で学ぶ韓国語』という番組は15日の第1回放送で約300万人、18日の第2回では約270万人が視聴したという。ハノイテレビは首都ハノイ(人口300万人)と周辺地域だけで視聴できることを考えると、ハノイ市民の大多数がこの番組を見たことになる。
担当プロデューサーのオアインさんは、「教養番組の中で最高視聴率を記録した。第1回をもう一度見たいという視聴者が多かったので、2度も再放送した」と話す。放送終了後に寄せられた視聴者からの手紙やメールも3000通を越えた。テレビ局側は公式サイト上に放送がいつでも見られる画面を新設した。
『韓国料理で学ぶ韓国語』は駐ベトナム韓国大使館とハノイテレビが共同で制作、昨年9月から今年4月まで、第1部(全24回)が放送された。当時も毎回300‐600万人が視聴し好評だったため、今回はその続編が放送されることになったのだ。
昨年は土曜日午後1時30分からの放送だったが、大好評により今回は同国のゴールデンタイムに当たる日曜日午後4時30分からの放送になった。テレビ局では人気タレントを起用、タレント自身が韓国料理を作るコーナーを新設した。第1回・第2回ではSBSドラマ『黄金新婦』に出演したベトナムの国民的俳優、ニュー・クインが「トゥブチョンゴル(豆腐鍋)」と「ヘムル・テンジャンチゲ(魚介みそ鍋)」を紹介した。
この番組の特徴は「語学と料理の出会い」。駐ベトナム大使館のアン・テソン広報官は「韓国料理を紹介しながら、自然に韓国語が習得できるようにした。最近、韓国への関心が高いため、反応も上々」と話す。
ベトナムのテレビで海外の料理を紹介するのはこの番組だけ。番組プロデューサーのオアインさんは「当初、内部では“日本や中国のような大国(の料理)もあるのに、あえて韓国料理を紹介する必要があるのか”という反対もあったが、今やわが局の看板番組として定着した」と話している。
ハノイ=劉夏竜(ユ・ハリョン)特派員
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