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米国産牛肉:デモ隊が新聞社襲撃、社名引きはがす(上)

 米国産牛肉の輸入解禁に反対するキャンドル集会の参加者による暴力行為は、警察との衝突という域を超え、民間人である記者への集団暴行に発展。特定のマスコミの社屋などを無差別に攻撃するテロの様相を帯びてきた。

 李明博(イ・ミョンバク)政権は、デモ隊が大統領府(青瓦台)に進入することだけに神経を使い、デモの現場で民間人が軟禁、暴行され、マスコミの社屋がデモ隊の襲撃を受けるのを傍観したまま放置している。

◆デモ隊100人余り、朝鮮日報を襲撃

 26日午前4時ごろ、ソウル市太平路を占拠していたデモ隊のうち50人余りが、通りに面した朝鮮日報社の社屋に押し寄せた。デモ隊は社屋の玄関にカップめんの容器やビニール袋などのごみをうず高く積み上げた。そして、通りかかるデモ参加者に「ごみはここに捨てろ」と呼びかけた。

 約10分後、デモ隊からマスク姿の男が現れ、玄関前にはしごを立てた。それと同時に、同じ建物に入っているコリアナホテルの玄関上部に朝鮮日報社玄関に向かって取り付けられた監視カメラを何者かが旗で覆った。「進歩新党京畿道支部」の旗だった。旗が監視カメラを覆っている間にマスク姿の男は鉄製のハンマーを持ってはしごに上った。あらかじめ組織的に準備していた様子だった。

26日未明、ソウル市太平路の朝鮮日報社前。デモ隊が捨てたごみの山には引きはがされた「朝鮮日報」というロゴの一部が捨てられている。デモ隊ははしごを使い、社屋に取り付けられていた社名とロゴをハンマーで強引に取り外した。/写真=チョン・ギョンヨル記者

チョ・ジュンシク記者

【ニュース特集】米国産牛肉輸入問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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