原油高時代、最適の交通手段はスクーター(上)

- 左からホンダ「ズーマー」、ヤマハ「ビーノ50」、ヤマハ「ティーマックス」
1リットルの燃料で100キロを走行することができる車があったら、どんなに素晴らしいことだろうか。1リットル当たり2000ウォン(約210円)にまで高騰してしまったガソリンや軽油を目にするたびに、こうした理想に思いを馳せる。
最も環境に優しく、燃料を一切必要としない最高の交通手段は自転車だが、だらだらと汗を流しながら通勤するというのは容易なことではない。こうした中、小型モーターサイクルのスクーターがひそかに注目を集めている。乗りやすい上に、経済速度(時速30-40キロ)を保って運転すれば、1リットルで45-75キロほど走行することができるのだ。値段も200万ウォン(約21万円)前後と車に比べてはるかに割安なため、大した負担を感じずに「マイカー出勤」を満喫できる。
◆自分に合ったスクーターを選ぶ
国内の小型モーターサイクル市場は、1990年代に一時年間30万台にまで拡大したが、通貨危機を経て10万台程度にまで落ち込んだ。しかし、最近ではファッション・スクーターが人気を集め出したほか、原油高も続いていることから、14万台水準にまで持ち直してきている。
中でも燃費のいいスクーターが人気だ。最近発売されたホンダの2008年型「ズーマー」は、1リットルのガソリンで75キロも走行する上、一酸化炭素の排出量も大幅に抑えた環境配慮型モデルとなっている。しかし、値段は付加価値税込みで黄色が259万ウォン(約27万円)、黒と緑は269万ウォン(約28万円)とやや割高だ。
ホンダの「SCR100」は、100ccの4サイクル空冷式エンジンを搭載しているため、50ccエンジンを搭載したズーマーに比べて心地良い性能を誇る。燃費も1リットル当たり45キロに達し、カジュアルはもちろんのこと、スーツ姿で運転してもよく似合う。値段は195万ウォン(約20万円)。
国産ブランド大手の大林自動車が発売した「ボニータ」は、中国製のスクーター(50cc)に対応するため昨年7月に発売されたクラシック・スクーターで、主に若者をターゲットとしている。女性ドライバーを考慮してシートをやや低めにし、軽快なハンドリングを生かしたのが特徴だ。値段は135万ウォン(14万円)前後。
ヤマハの「ビーノ50」は、元祖クラシック・スクーターと呼ばれるにふさわしいモデルで、公認燃費が1リットル当たり66キロに及ぶ。キュートなデザインで、女子大生たちの間で高い人気を誇っている。水冷式エンジンによる耐久性と走行性能も、購入の際の大きな決め手となっている。値段は179万ウォン(約18万円)前後。
金徳翰(キム・ドクハン)記者
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