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韓国の貿易収支、アジア通貨危機以降初の赤字か

 原油高のショックで韓国経済が全体的に難局に直面する中、外国人投資家による韓国株式市場での売り越し規模が4兆ウォン(約4100億円)を超えた。

 年初来の外国人による売り越し規模は27日時点で17兆4570億ウォン(約1兆7920億円)に膨らんだ。このまま推移すれば、1992年の株式市場開放以降最高だった昨年の24兆7117億ウォン(約2兆5360億円)を超えるのは確実だ。

 さらに6月の貿易収支は20日までの暫定集計で50億ドル(約5320億円)の赤字となり、韓国経済の困難が増大している。

◆韓国株を手仕舞いする外国人投資家

 韓国株式市場は現在、サブプライムローン問題で流動性危機に陥った外国人のターゲットになっている。外国人は台湾など他のアジア市場で株式を買い越している一方、韓国では年初来最近までに170億ドル(約1兆8100億円)を超える株式を売り越した。HMC投資証券リサーチセンター長のイ・ジョンウ氏は「2000年代半ばまで韓国は高成長が予想される国だったが、現在は中国、インドなど他の新興国に比べ成長の勢いや市場価値の面で魅力を失っている」と指摘した。

◆雪だるま式に膨らむ貿易赤字

 原油高で原油の輸入単価が上昇し、貿易収支は通貨危機当時の1997年(85億ドル〈現在のレートで約9000億円〉の赤字)以降初めて赤字に転落する見通しだ。年初来6月20日までの貿易赤字は106億9694万ドル(約1兆1380億円)に膨らんだ。政府は当初、今年の貿易収支を130億ドル(約1兆3800万円)の黒字と予測していた。

 知識経済部の関係者は「下期の輸出増加で貿易収支は回復するとみられるが、通年での貿易赤字は避けられない」と話した。一方、韓国経済研究院は29日、下期の消費者物価指数(CPI)の上昇率が1998年下期以降で最も高い5.6%となり、下期の経済成長率は3.3%に低下すると予測した。その上で、不況下で物価が上昇するスタグフレーションが起きる可能性を警告した。

鄭恵全(チョン・ヘジョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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