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韓国女性射殺:警戒地域で北朝鮮兵が発砲(下)

 パクさんは今月9日に3人の知人と共に2泊3日の日程で金剛山観光に出かけた。当日は早朝4時30分ごろにホテルから出る様子が監視カメラに映っていた。

 韓国政府は12日以降、今回の事故についての調査が終了するまで金剛山観光を中断し、北朝鮮側に真相究明のため共同で調査を行うことを提案した。北朝鮮側が調査に応じない場合には、開城観光も中断する方針だ、と与党関係者は明らかにした。現代峨山はこのような政府の方針に従い、現在北朝鮮に滞在中の観光客1263人を13日までに随時帰国させることにした。

 李明博(イ・ミョンバク)大統領はこの日午後に行われた特別補佐官任命状の授与式で、「国民の生命が犠牲となったこと、とりわけ観光客が銃撃を受けて死亡したことは非常に残念」とし、秘書室に対して真相を徹底的に究明して適切な措置を取るよう指示した。また「北朝鮮も真相究明に積極的に協力すべきだ」と述べた。韓国政府はこの日、統一部の洪良浩(ホン・ヤンホ)次官を団長とする関係部処合同対策チームを発足させた。

 しかし、韓国政府は発生から11時間が過ぎた午後4時になって事件について正式に発表した。また、発表が行われる前の午前11時30分ごろに金剛山観光事業者の現代峨山を通じて事件について知ったことも明らかにし、国民を保護するシステムに問題があるのではないかとの指摘を受けている。大統領府(青瓦台)は事件が起こった事実を知りながらも、「突発的な事故と北朝鮮政策の大きな流れを提示するのは別問題だと考えて」(大統領府関係者)、午後2時20分には大統領による国会での施政方針演説で北朝鮮側に全面的な対話を提案した。そのため政府の責務が何であるかなどについての判断に深刻な問題があるとの批判にもさらされている。

シン・ヒョソプ記者

李性勲(イ・ソンフン)記者

【ニュース特集】金剛山で韓国人観光客射殺

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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