韓国女性射殺:北が訂正「威嚇射撃1発含む4発」(上)
最初に発見された位置も柵から1.2キロ→800メートルに
「身柄を確保できず照準射撃」説得力なし
監視カメラの時計は12分50秒早かったことが判明
金剛山観光客射殺事件について、当初現代峨山が最初に報告した)故パク・ワンジャさんのホテル出発時間に誤りがあったことが確認された。また、北朝鮮側も監視兵がパクさんを最初に発見した地点について、最初に説明していた内容を変更した。
現代峨山の尹万俊(ユン・マンジュン)社長は16日にソウル桂洞の本社で記者会見を開き、「死亡したパクさんが立入り禁止区域に800メートルほど入った地点で北朝鮮の監視兵に発見され、監視兵は1発の威嚇射撃を含む4発の銃撃を加えたと北朝鮮側から聞いた」と説明した。これは「統制ラインの北側1200メートル地点(キーセン岩周辺)で最初に発見、威嚇射撃2発」という北朝鮮の最初の説明とは異なった内容だ。
事件発生から5日が過ぎて現地での調査結果が発表されたが、今回の調査は金剛山特別区内部でのみ起こった事件である上に、特別区の外での状況については北朝鮮の発表に依存するしかない状況だ。
とりわけ事件発生の時刻と銃撃の経緯については北朝鮮側の説明が何度も変更されており、これも疑問が膨らむ大きな原因となっている。発砲された回数や事件が発生した時間なども目撃者の証言と食い違ったままだ。
◆北朝鮮による新たな説明も証言とは食い違い
この日の尹社長の発表のなかで、それでも納得できる部分はパクさんがホテルを出た時刻だ。現代峨山は当初監視カメラの記録を基に午前4時31分と発表していたが、今回の調査でこのカメラの時間が12分50秒進んでいたことが明らかになった。つまりパクさんがホテルを出た時間は午前4時18分ごろだったということになる。ある監視カメラ業界の関係者は「カメラに内蔵されている時計が正確でなかった可能性もあるが、後から記録された時間に手を加えるのは不可能だ」と説明した。
この説明によれば、パクさんがホテルを出て北朝鮮の監視兵に発見されるまで、32分間で1.9キロ歩いたことになり、「50代の主婦が20分で3.3キロも移動できるのか」という疑問はある程度解消された。
崔有植(チェ・ユシク)記者
李性勲(イ・ソンフン)記者
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