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韓国系2世の教育監、ワシントンの教育システムを改革

 「こんなに早く成果を出すことができるとは思いませんでした。わたしはワシントンの子どもたちが必ず最高水準の学業を成就できると信じています」

 昨年6月、37歳でワシントンDCの教育監に抜擢され、「教育革命」を推進してきた韓国系2世のミシェル・リーさんが1年目にして「ニュースの中心」となった。ワシントン教育庁が発表した今年の学業成就度評価によると、数学で「熟練(Proficiency)」評価を得た小学生の比率が、昨年の29%から40%へと11%アップしたほか、読解力でもこのような高い評価を得た生徒が今年は46%(2006年37%、昨年38%)にまで増加した。中学と高校生の数学と読解力でも、同様の評価を得た生徒の比率が昨年に比べそれぞれ9%増加した。

 ワシントンDCのエイドリアン・フェンティ市長は「リー教育監の試みが実を結んでおり、学校システムの改革が正しい方向に向かっている」と話した、と米紙ワシントン・ポストが最近報じている。

 リー教育監は就任直後から思い切った教育革命を進め、今年初めには米時事週刊誌ニューズウィークの「今年注目される人物」に選ばれた。学業の成績が思わしくない管内の公立学校23校の閉鎖や30%以上の校長交代、98人の教育庁職員の解雇などを断行、その結果、まず各校の校長が緊張し始めた。また、学業成就度を引き上げるため、各種のプログラムを企画し、各校に提供した。リー教育監は5年以内に数学と読解力の点数が基準を下回る27の小・中学校の教育プログラムを全面的に再編する計画だ。

 リー教育監の教育哲学は二つ。「子どもたちは期待するほど成長する」「教師たちが教育に身を捧げれば生徒たちは付いてくる」だ。

 コーネル大学とハーバード大学ケネディー行政大学院を卒業したリー教育監は、低所得層のための民間教育団体である「米国のための教育(Teach For America)」の会員としてボルチモア市の小学校で3年間教壇に立った。リーさんはこのとき、全力を尽くして教えた生徒たちがどんどん変わっていくのを実感した。米国の教員労組から「公共の敵」と呼ばれているリー教育監は「わたしに対する非難はまったく気にしません。生徒たちへの教育に関心のない教師は辞めればいい」と断固たる態度を取っている。

 リー教育監は元夫の教育運動家、ケビン・ハフマン氏との間に生まれた二人の娘をワシントンに転入させている。

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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