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韓国女性射殺:特使派遣問題で与党、大統領府にずれ

 与党ハンナラ党のパク・テヒ代表は23日、金剛山での韓国人観光客射殺事件の解決に向けた特使を北朝鮮に派遣することを李明博(イ・ミョンバク)大統領に提案する考えを示した。しかし、李大統領は「特使を送る時期ではない」と述べ、与党と大統領府(青瓦台)の意思疎通が足りないのでなないかとの指摘を受けている。

 パク代表は同日、スポークスマン談話を通じ、「金剛山での射殺事件について、北朝鮮に明確な謝罪と後続措置を求めるため、党の立派な政治家を北朝鮮に特使として派遣することを大統領に提案する予定だ」と述べた。

 「立派な政治家」が誰かは明らかにしなかったが、同党関係者は「朴槿恵(パク・クンヘ)元代表を念頭に置いたものだ」とした上で、「パク・テヒ代表が早期に(李大統領と面会するなどして)話をすると承知している」と述べた。

 しかし、数時間後に週末の休暇入りを控え大統領府春秋館に姿を見せた李大統領は記者団に直接、「(北朝鮮への特使派遣は)新政権発足以来の構想だが、現時点では北朝鮮が受け入れにくいのではないか。北朝鮮が(金剛山事件に対し)まず認めることは認め、政府当局者間で確実な措置が取られなければならない」と述べた。李大統領は「非武装の女性観光客を身分確認もせずに後ろから撃ったのは、南北関係だけでなく国家間の通常の原則からも外れるものだ」と改めて非難した。

 大統領府幹部も「特使は大統領府内部でも全く取り上げられていない」と述べた。事実とすれば、パク代表は大統領府と事前の調整なしに発言したことになる。同党幹部は「170議席を超える与党の代表が大統領府にも関連する発表を行う際には、立場を調整した上で、双方が受け入れ可能な線で発言しないと国民が混乱する」と述べた。

ユン・ジョンホ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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