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独島:表記修正、ブッシュ大統領来韓に悪影響も

 米国立地理院(USGS)傘下の地名委員会(BGN)が、これまで「韓国領」と明記していた独島(日本名竹島)についての表記を「主権未確定地域」(Undesignated Sovereignty)に変更したことが分かり、韓国政府はこのことが、米国産牛肉の輸入問題に続き、韓米関係における新たな悪材料になるのではないか、と緊張感を高めている。

 特に、来月5、6日の両日に予定されているブッシュ米大統領の来韓に際して、この問題が悪影響を与えるのではないかと懸念する声も出ている。外交通商部のある幹部は28日、「“牛肉(の問題)”が落ち着いたと思ったら、まったく予想もしていなかった“岩礁”(リアンクール岩礁〈独島〉の問題)が出てきた」と語った。

 ブッシュ大統領が来韓すれば、李明博(イ・ミョンバク)大統領は首脳会談などの席で、この問題について言及せざるを得ない状況だ。韓国政府はすでに、「BGNの独島に関する表記を訂正させるため、総力を挙げて対応する」という方針を打ち出しているため、首脳会談でこの問題に言及せざるを得ないというわけだ。これに対するブッシュ大統領の反応によっては、韓米関係に激震が走るのではないか、と韓国政府はみている。ある外交消息筋は「ブッシュ大統領が韓日両国の領土問題に関し、一方的に韓国の肩を持つ可能性はきわめて低い。今回のBGNの決定を、あたかも米国が日本の肩を持ったものであるかのように誤解する世論が広がれば、韓米関係が揺らぐ可能性もある」と話している。

 一方、外交分野の専門家たちは、「韓米関係の将来のためにも、今回の問題をきちんと解決すべきだが、米国政府と摩擦を引き起こすような態度を見せるのは好ましくない」と指摘した。高麗大のキム・ソンハン教授は「韓日両国の問題に米国を引き込み、対立姿勢を見せるようなことをすれば、結局日本だけに有利な結果をもたらすだろう。米国とは北朝鮮の核問題など、緊密な協力をしていかねばならない課題が多い」と述べた。また、ある外交消息筋は「これまで日本が米国などに対して、韓国以上に努力を傾けてきたということを考慮すべきだ。韓国が国際社会において、むやみにごり押しするようなイメージを持たれないよう、一歩進んだ戦略を打ち出していくべきだ」と語った。

任敏赫(イム・ミンヒョク)記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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