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独島:町村官房長官「韓首相の独島訪問は不適切」

 韓昇洙(ハン・スンス)首相が29日、独島(日本名竹島)を訪れた。日本が最近、中学校の新学習指導要領に独島の領有権問題を盛り込み、また米国立地理院(USGS)傘下の地名委員会(BGN)が、これまで「韓国領」と明記していた独島についての表記を「主権未確定地域」(Undesignated Sovereignty)に変更したことを受けたもので、日本や国際社会に対し、独島が韓国の領土であることを強調する「外交的なデモ」という意味を持つといえる。

 韓首相はこの日、ヘリコプターで独島に到着し、慶尚北道の金寛容(キム・クァンヨン)知事や独島警備隊のソ・ウォンソン警備隊長から、独島を守るための対策について報告を受けた。これに対し韓首相は「独島は歴史的、地理的、国際法的にも韓国の領土だ。独島の族譜(家系図)や戸籍は韓国にあるのであって、誰が何と言おうと決して奪うことのできない韓国の領土だ。わが国は領土主権という観点から、(独島問題に)毅然(きぜん)と対処していくべきであり、理性的・戦略的・長期的な対応をしていかねばならない。何よりも重要なのは、すべての国民の協力だ。国論が二分されてはならない」と述べた。

 続いて韓首相は、独島ヘリポートに「東海(日本海)のわが島・独島」と刻まれた横32センチ、縦22センチの標石を設置した。

 一方、日本の町村信孝官房長官はこの日、記者会見で「韓日関係の新たな時代を開くため、冷静に(独島の)問題に対処していくべきだ。(両国の)関係をことさら強調しようとする(韓首相の)行動は適切なものとは思えない」と述べた。

 これについて韓国政府は30日、対応するか否かを正式に検討する方針だが、外交通商部の関係者は「現時点では何も決まっていない」と話している。

シン・ヒョソプ記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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