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独島:表記再変更、急展開の舞台裏(下)

大統領府・外交部・駐米大使館が「全方位外交」

◆「ライスとヒルを攻略せよ」

 柳明桓(ユ・ミョンファン)外交部長官は、今回の事態が起きた27日、1日の間に2回もバーシュボウ在韓米国大使に電話をかけ、状況の深刻さを伝えた。また、柳外交部長官は28日、ハワイから米国本土に移動するため専用機に乗っていたライス国務長官と電話で会談した。韓国側の電話会談要請に、米国側は「ワシントンに到着してからのほうがいいのでは」と答えたが、柳外交部長官が「何としてでも絶対に取り次いでほしい」と食い下がり、押し通した。

 独島問題について直接担当していない高官たちも、知韓派のヒル国務次官補を集中的に攻略した。外交部関係者は「ヒル次官補が韓国の知人から受け取った電話は数十本になるだろう」と話す。6カ国協議においてヒル次官補のパートナーである金塾(キム・スク)韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長は、米国現地時間で午前4時に電話をかけ、寝ているヒル次官補を起こして協力を要請したという。

◆「米国はアンフェア」

 李泰植(イ・テシク)駐米大使は28日(現地時間)、ジェフリー大統領次席補佐官(国家安全保障担当)にあった。李大使は「突然ほかの男が現れ、数十年一緒に暮らしてきた妻を“自分の愛人だ”と言い張ったら許せるのか」「米国が不公平にも日本の肩を持つなら、韓国民は納得するだろうか」と厳しい言葉を浴びせた。ジェフリー次席補佐官はとうとう「わたしが韓国人でもそう考える可能性はある」と述べ、ブッシュ大統領に速やかに報告することを約束した。

 李大使は翌日、ホワイトハウスで開かれた韓米自由貿易協定(FTA)関連行事で、ブッシュ大統領に面会する機会を逃さず、独島問題を正面から切り出した。ちょうどワシントンを訪問中だった朴振(パク・チン)ハンナラ党議員、金富謙(キム・ブギョム)民主党議員ら韓米議員外交協議会代表団は、ロイス下院議員らに会い、「独島帰属先の表記変更は北東アジアの安定の脅威になる」という書簡をブッシュ大統領に送るよう要請した。李大使が31日午前4時ごろ、金星煥(キム・ソンファン)大統領室外交安保首席秘書官に電話をかけ、「BGNは独島の帰属先を元に戻すことを決めた」と伝えたため、金首席秘書官は直ちに李大統領に電話でこれを報告した。

チェ・スンウ記者

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員

任敏赫(イム・ミンヒョク)記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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