講師がスト、寄宿型予備校で中高生が飲酒騒ぎ
父兄が払い戻しを求め抗議
京畿道楊平郡のある寄宿型の予備校で、講師たちと生活指導担当の教師が給料の支払いが行われなかったとして業務を拒否し、現場を立ち去った。そのため中学・高校の一部生徒たちが、男女の別なく寄宿舎に出入りしながら酒を飲んだり、服を脱がせるゲームなどを行っていたことが明らかになった。この事実を知った父兄たちは予備校に押し寄せ、窓やドアを破壊するなどの激しい抗議行動を行い、機動隊までが出動する騒ぎが発生した。
5日に京畿道楊平教育庁が明らかにしたところによると、この事件は京畿道楊平郡楊西面で、ある寄宿型予備校の講師30人のうち27人が、今月1日にストを宣言して現場を立ち去ったことから起こった。
警察は「教育期間中に予備校の経営者が代わった上に、財政難で給料が支払われないことを心配した講師たちが集団でボイコットしたもの」と説明した。
ソウル市江北区水踰洞に住むある女子高生(17)は、「生活指導担当の先生も家に帰った。中学3年生の一部男子生徒が女子の寄宿舎に入って服を脱がせるゲームをやっていた」と証言した。
江原道東海市に住む高校1年生の男子高生(16)は、「高2や高3の女子生徒たちが男子用の寄宿舎に行って焼酎を飲んでいた」と述べた。
この予備校は先月19日から今月17日まで4週間の日程で、211人の受講生を集めて夏の特別講義を行う予定だった。受講生一人当たりの受講料は198万ウォン(約21万円)で、今年大学を受験する高校3年生も50人いた。生徒たちはソウルの江南や陽川区木洞、京畿道城南市盆唐区、釜山、大邱、木浦など全国から集まっていた。
この予備校では入校と同時に、「勉強に集中するため」として生徒たちの携帯電話をすべて回収していた。しかし今回の事件は、携帯電話を隠し持っていた数人の生徒たちが自宅に連絡したことで明らかになった。
この予備校の院長は「抜けた講義は補充授業を行った。男女が同じ部屋で寝たとか酒を飲んだという行為はなかったことも、調査の結果分かっている。残り2週間の受講料100万ウォン(約11万円)を払い戻すことで、ほとんどの父兄と合意した」と述べた。楊平教育庁は追加で調査を行った上で、この予備校に対する処罰について決める方針だ。父兄らは講義料の払い戻しとは別に、予備校を相手取って訴訟を起こす準備を行っている。
京畿道教育庁が把握している道内の寄宿型予備校は全部で28校。現在の法律では認可や許可の手続きなしに、講義室の広さなど一般的な条件さえ満たせば、一般的な予備校として登録した上で寄宿型予備校の運営が可能だ。
楊平=ソン・ジョンミン記者
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