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社長・島耕作にCEOの資格なし=英誌

島耕作が社長に就任する場面。
 日本で人気のサラリーマン漫画の主人公「島耕作」。1983年に連載が始まった漫画「島耕作」シリーズの主人公だ。島は課長・部長・理事・常務・専務を経て、25年かけて今年5月に社長に就任した。島が社長に昇進するシリーズが始まるというニュースは、日本の新聞の社会面で大々的に取り上げられたほどで、日本で会社勤めをしている人々の間で「島耕作」は大いに人気を博している。日本企業を知りたい海外企業の関係者の間でも、「島耕作」シリーズは必読書となった。

 しかし、イギリスの時事週刊誌「エコノミスト」は11日、「島耕作が日本の家電企業“初芝電産”で昇進していく過程で見せたさまざまな姿は、彼が企業の最高経営責任者(CEO)として適切な人物ではないのではないか、という疑問を呼び起こす」と指摘した。

 島は日本のサラリーマンの偶像であるだけに、良い点が多い。彼は、伝統的な日本の職場の美徳である誠実さと自己犠牲、忠誠を尊重する。社長就任式では、“今日のわたしがあるのは周囲の人々が助けてくれたおかげだ”と謙遜(けんそん)して語った。

 しかしエコノミスト誌は、「グローバル企業のCEOになるには、幾つもの問題点がある」と批判する。まず島は離婚をしてしまうほどに家庭生活がおろそかで、20歳以上も年が離れた職場の部下と不適切な関係を続けている。また中国支社で勤務していた時代、復讐(ふくしゅう)しようとする同僚を助けようと、中国の暴力団に援助を求め、結局は殺人につながる状況を招いた。さらに、上司の初芝社長が、M&A(企業の合併・買収)の危機に苦しむ友人の企業を助けようと島を派遣し、初芝電産の資金を使ってその会社の株式を買い集めるという行為は、西欧では株主に対する背任だ。刑事処罰を受ける重大犯罪に該当する。

朴用根(パク・ヨングン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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