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核問題:米大統領選の影響で足踏み状態(上)

6カ国協議の枠組みが揺らぐ可能性も

 米国の自由アジア放送(RFA)は18日、「北朝鮮は(米国の大統領選挙を前に)ブッシュ政権とは核申告の線で交渉を終わらせ、今後は次の政権と別の解決を模索する方針を定めたようだ」と報じた。これは「匿名のワシントンの北朝鮮専門家」の発言ということだが、すでに6カ国協議参加国の間でも共通した見方となっている。つまり「米国のレームダック(政権末期の権力を喪失した状態、死に体)政権による北朝鮮との核交渉は事実上終わった」ということだ。核問題についての交渉が事実上力を失ったというのは、米国が本格的な大統領選挙の時期に入ったことを念頭に置いている。実際に核問題についての交渉は、北朝鮮が今年5月に提出した核開発プログラムの申告書の検証方法について検討する段階で足踏み状態にある。

◆北朝鮮はブッシュ政権との交渉を終了

 米国は今月末に民主党大会、来月初めには共和党大会を通じてそれぞれの大統領候補を正式に選出し、その後は本格的な大統領選挙戦に突入する。ブッシュ政権はまさしくレーイムダックとなるわけだ。また米政府は大統領選挙期間中に保守派の支持を集めるために、北朝鮮が極度に嫌う人権問題を核問題と連携させようとする発言を何度も行っている。柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官ら韓国政府の関係者が、「8月までには少なくとも3段階の核廃棄に向けたロードマップ(工程表)を作成する必要がある」と何度も強調していたのも、このような状況を予想していたからだ。しかし合意されたロードマップの作成は実現していない。

任敏赫(イム・ミンヒョク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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