Print this Post Article Lists Back

建国60年:「自虐と分裂の歴史論争を警戒せよ」(上)

国際学術会議で学者らが熱い討論

 韓国政治学会と韓国自由総連盟が主催する「大韓民国建国60周年記念国際学術会議」が20日、ソウルの韓国プレスセンター国際会議場で開催された。政治学会の李政熙(イ・ジョンヒ)会長は挨拶で「われわれは数多くの苦難の中でも産業化と民主化を実現させてきたが、理念と世代間の葛藤などで先進化へと進む過程で困難に直面している」と述べた。自由総連盟の権正達(クォン・ジョンダル)総裁は「大韓民国60周年はわれわれだけの誇りではなく、国際的に認められた客観的事実となった」と主張した。

 この日の会議には韓国の学者はもちろん、米国、中国、日本、台湾の教授らも参加し、大韓民国政府樹立から60年の功過について、熱い討論が繰り広げられた。

◆自虐と分裂の歴史論争を警戒すべき

 金悳(キム・ドク)元統一副首相は基調演説で、「国民の団結を妨げてきた自虐と分裂のイデオロギー的歴史論争を警戒する必要がある」と指摘した。韓国学中央研究院の李完範(イ・ワンボム)教授は、「建国60年論争」の一つである建国起点論争について紹介し、「領土支配という観点からすれば、1948年8月15日を建国日とすることもできるが、政府は上海臨時政府の法統を継承しているため1919年を精神的起点とする主張も説得力がある。さまざまな主張を幅広く進展させるのが多元主義の強みだ」と説明した。しかし、全南大学政治外交学科のパク・ウィギョン教授は「多様性を認めるべきというのは正しいが、学会がどちらも正しいとするのは無理がある」と反論した。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る