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留学生の実家狙い電話金融詐欺が続発

 留学生がいる家庭に電話をかけ、「現地で子供を拉致した」と脅し、現金をだまし取るフィッシング詐欺が急増している。

 ソウル地方警察庁は20日、今年上期に1件しかなかった留学生拉致詐称詐欺事件が今月だけで3件起きていることを明らかにした。

 今月13日には永登浦区の男性(52)宅に「カナダの海岸で息子を拉致した」として、3000万ウォン(約310万円)を要求する脅迫電話がかかってきた。また、9日には日本に留学中の娘がいる銅雀区の男性(53)、5日には息子が米インディアナ州に留学中の江南区の男性(56)宅にそれぞれ脅迫電話があった。

 幸い3件とも脅迫にだまされず被害はなかった。詐欺グループは留学中の子供の名前や留学先の学校がある国や都市まで事前に調べた上で電話をかけており、通話中に悲鳴を聞かせて父母や家族を脅迫した。その上、発信番号を偽装できるインターネット電話を利用し、海外から電話をかけているように見せかけていたという。

 実際に6月には同様の手口で600万ウォンが詐取される事件が起きている。娘がオーストラリアで語学研修を受けている城北区の女性(52)は「豪州から電話をかけているが、○○(娘の実名)を拉致した」という電話にだまされ、脅迫犯が指示した口座に要求額を振り込んだ。被害者の女性は当時、娘が電話に出なかったため、犯行グループの要求を聞き入れてしまった。

 警察は万一そのような電話があっても、あわてずに子供に連絡して確認を取り、もし既に振り込んでしまった場合には、銀行にすぐに連絡して支払いを中止させることを呼びかけている。

李吉星(イ・ギルソン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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